意外に思われるかもしれないけれど、私はテクノロジー関係の話が結構好きだ。
技術的なところは正直なんの興味もないけれど(笑)、「テクノロジーと人間」の関係性を考えると、おもしろい話題がたくさんある。
話し始めれば長いので、今回はお金をテーマに、トークンエコノミーについて考えてみたい。
わかりづらい方のためにかいつまんで説明すると、トークンというのは一言で言えば仮想通貨のこと。
今まではお金というと国立の金融機関(日本で言うと日銀)が発行した紙っペら(=日本銀行券)に「これを『お金』と言って、世の中のいろいろなものと交換できるツールとして使うからね!」というお約束を付加したものを意味していた。
「付加する」と一言で言うと簡単だけど、国家がそうすると言ったからできただけで、個人的にはこれは結構すごいことなんじゃないかと思う。
お金というのは、分解すれば、私達が「お金」としての「価値」を「信じている」「紙っペら」というなんとも不安定な頼りないものなのだ。
その国家が担保している「お金」に対して、国家以外のところが担保(しようと)しているのが仮想通貨ということになる。
ビットコインが有名だが、ビットコインに価値があると信じている人の間でそれが流通し、ビットコインに価値があると信じている人が作った交換所で「お金(日本銀行券)」に交換し、という状態。
ビットコインが使われだしたのは2009年1月のことで、もう9年たつのに、今のところ「ビットコインに価値があると信じている人」の間でしか流通できていない。
ビットコインは信用できなくて、お金(=日本銀行券)は信用できる。
うちの若い子にどうしてその違いが生じるのかと聞いたら、「お金は実態があって、ビットコインは目に見えないから」と言う。
だけど、その実態というのは「紙っぺら」としての実態。
実際にお金が流通するのは日本国民がみんな信じているお約束のおかげなので、実態の意味するところは「目に見えない」ということになってしまう。
なんで、日本銀行券はこんなにも信用されているのだろうか。
ただの信頼レベルじゃない。命をかけられるほどの信頼感だ。
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