以前も書きましたが、私は自分の誕生日をお祝いするという風習はないのですが、
年齢を1つ重ねたことに対して、考えることがあります。
誕生日は、そういうきっかけ&行動を起こす日。
2021年もいくつか考えたことがあったのですが、そのうちのひとつを。もうだいぶ前の話なのですが(笑)
コーチングを学び始めた頃から、自分でクライアントを獲得するために発信活動を始めた。
コーチ仲間と組んでセミナーをやったこともあったし、もちろん自分が先輩コーチのセミナーを受講したことも何度もある。
その頃にどうしても納得行かなかったのは、「なんで同じこと言ってるのに、おばさんのほうがお客さんがついたり話を聞いてくれたりしてもらえるんだろう」ということ。
だけど、今ならわかる。全然違うってことが。
ある日、やらかしたメンバーの代わりに、作り直した商品を持って謝罪に行ったことがあった。
私はまったく関わってないことだけど、その作り直しの話の報告を受けたときの私の第一声が「あ、それは私が行くから車をキープしておいて」だった。
その時の私は特に深く考えていたわけではなくて、自然とその言葉が出てきた。
その指示を受けたのは、まだ1年目の新人だったので、「え、陽子さん…(関係ないのに…)?」と戸惑っているのがよくわかった。
わかったから、「こういうときは私が行くのが一番早くて確実だからね」と付け足した。
若い頃に比べて、能力的なことがなにかめざましくできるようになったわけではない。
だけど、年齢を重ねた今は、どんな事態でも受け止められるようになったこと、そしてどんな事態でも自分が解決するのが一番良い結果になると思える。
きっとこういう認識の変化が、いろんなことにつながっているのだろう。若い子にはできないことが出来るようになっているのだろう。まだ曖昧だけど。
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