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【雑感279】私の主催する講座全般に対しての基本的な考え方

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いろんなところで言ってきていると思うのですが、なかなか受け入れてもらえない考え方のようなので、あらためてまとめます。
やっと言語化できました。ここまでくるのに35年かかりました。

私は、比較的努力をしてきました。

自分では努力というよりも、どうすればうまくいくかを試行錯誤している感じですが、それを他人は努力というのでまあそれならそれでいいかという感じです。試行錯誤でも努力でもまあどっちでもいいですが、ここでは「努力」と統一します。

努力が必要だという考え(価値観)をわりと子供の頃から一貫して持っていました。

重要、というより、必要という感じです。今の状況が思わしくないので、仕方なく、という感じです。

それを体現する言動や実績は語りだしたら一晩中語れるくらいだし、今の自分の毎日もこの考え方で構成されています。

若い頃はこの考え方が正しいと、一点の曇りもなく信じてきましたが、おひさまようこ活動をするようになって、いわゆるこれが「マッチョ思想」にあたるものじゃないかと思うようになりました。
今もマッチョ思想かと言われたら、それはそのとおりだと思っています。

認めてはいるものの、それでいいのだろうかと疑問に思うようになりました。

マッチョ思想は、それが出来ない人を傷つけてしまう要素があると思っています。
「努力すればできる」という考え方は、努力出来る人には励ましになりますが、努力出来ない人へは「『努力すればできる』のに、どうしてあなたはやらないの?」というふうに「どうして」に批判的要素を含めてしまいます。

私がマッチョ思想の持ち主だと気づけたのは、「自分の考えは間違っているのではないか」というひとつの問いについて30年以上ずっと考えて勉強して試行錯誤し続けるというなかなかにマッチョな取り組みがあったからこそです。

このたったひとつの価値観についての疑問の答えを見つけるために、私は1年で100冊の本を読み続け、自己投資の講座に総額200万円以上投資し、毎月毎月講座を主催してもう8年になります。
思いを言語化できない子供の頃の試行錯誤は、主に身近な人間関係やコミュニケーション分野でしか行っていませんが、それでもそのエピソードには事欠きません。

自分はマッチョ思想の持ち主だと認めたときから、この考え方は良くないのではと思うことが増え、「間違っている」という結論に寄ることがたくさんありました。

と、同時に、私の努力は基本自分の出来の悪さから始まるものなのに、「陽子さんは出来が良いから」と自分とは別の人扱いされることへの憤りはやっぱり変わらず感じるもので。
「陽子さんはすごいよね」と言われるそのレベルに私が行き着くのに、どんだけ努力をしたと思ってるんだ。

「いやだからその努力が出来ない人もいるんだよ」と言いたくなる気持ちもわかる。
けど、「じゃあその努力をしないことが『正解』なのかよ。それが思いやりがあるってことかよ。あなたは努力出来ない人だもんねって見てあげることがそんなに優しいのかよ。

「はい、それが思いやりとか優しさってもんですよ」と言われてしまうのであれば、もう別にそれでいい。
私は、子供の頃から、優しいね、とか、いい子だね、とかいう褒め言葉をもらったことがないから、もう今さら優しくなれなくても別にいい。

努力をしないことは正解じゃない。
努力をするもしないも、その人の選択。努力をしないのなら、成果が上がらない。成果が上がらないから、一生お金に不安があったり自分に自信が持てない。でもそれは本人が選んだんだから仕方ない。

「あなたは努力出来ない人だもんね」って見てあげるのは、ちっとも正しくない。
その人が自分をそのように自己評価するのは、仕方ない。だけど、他人の私まで一緒になってだめな人認定する必要はまったくないし、しちゃだめでしょう。
その人なりの事情があったって、他人の私はその人に共感できないし、悲観的な見方をする人は本人ひとりで十分でしょう。

だから、私は思う。

努力は正しい。
だから、正しい努力の仕方を、私は講座や自分の言動を通して、伝えたいと思う。

私は今月も講座を開く。
絶対参加したほうがいい内容とクオリティのものを、開く。
その内容とクオリティというものは、単にふんふん聞いて成長した気分になれるものではない。
それなりに努力を求めるものだ。だって、努力をすることは、正解なんだから。

だから、参加してくださるみなさんは、シンプルに「良くなりたい、成長したい」という思いを常に常に持っていてほしい。
努力をしたくないなら、来ないでほしい。
努力ができない事情があるなら、その事情を解決してから来てほしい。
努力したくない気持ちも努力できない事情も認める強さを、私は参加者のみなさんに求めます。

私は、能力が高くても、低くても、誰でも参加できて、成長する講座を開きます。
私が大事にしているのは、その人の気持ちです。
やりたいのか、やりたくないのか。

やりたい人ができるようになるように、講座を設計しています。
能力が高くてもたいしてやりたいと思っていない人には申し訳ないですが、どんなに参加してもどんなにお金を使ってもらっても上達も成長もできない設計にしています。

もし、その人の成果があまり上がらないと思うのであれば、それは、この設計の仕方が理由です。
成長できないのは、あなたの能力のせいでも、講座のせいでも、私のせいでもありません。
あなたが、本気で成長したいと思っていないからです。

私は、本気でなにかに取り組めない人が、そもそも好きではありませんので、私の講座はそういう人には向かないと思います。

 

 

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