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【雑感380】コーチング練習会の運営方針、改めて

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先日、コーチング練習会に参加された方から、「想像していたのと違う(もっとスキル的なものを学べると思っていた)」というご意見をいただきました。

改めて主催者からコーチング練習会のスタンスを確認いたします。

コーチングは普段の会話とまったく違うので、スキル的なものを期待してご参加される気持ちはわかります。

でも、ここのコーチング練習会では、小手先のスキルよりも、基本を大事にしています。

たとえば基本のコーチングフローは、なにもコーチングだけではなく、コミュニケーション全般の基本原則になります。

だけど、「目標設定」や「現在地の把握」をどこまでしっかり丁寧にやれているでしょうか。
この2つを徹底することができずして、コーチングのTIPS的なことを学んでも、コーチングカンバセーションはできません。

私の時間管理講座でも、「目標設定」や「現在地の把握」を徹底的に行います。

「時間を効率的に使えるようになったら、その創出された時間で、あなたは何をしたいですか?」という質問に明確に答えられる方はまずいません。

時間管理ができないのは、スキルがないからでも知識がないからでもなく、「何をしたいのか」(=目標設定)が曖昧だからだと私は思っています。

何かをやりたいと思っていても、良くなりたいと思っていても、それがまだふんわりしたものであることは、世の中にはよくあることだと思います。

私だって、ずっと痩せたいと思ってはいますが「いつまでに?何キロ?どこをどう痩せてどうなりたいの?」と言われても、うまく答えられません。

いつまでに?って、そりゃあなるべく短期間がいいし、何キロ?って、そりゃあなるべくたくさん痩せたいし、どこをどう?ってそりゃあ全部細くしたいです(笑)

でも、これじゃ、目標設定じゃないんですよね。

なるべく短期間って、それが明日なら、取りうる手段は断食なのでしょうし
2ヶ月かけて減らすやり方は1ヶ月かけて減らすそれに比べて多少のゆるさがあると思うし。

でも、私に限らず、世の中の多くの方や多くの場合において、目標設定なんてこんなもんです。

だから、コーチがもっと突っ込んでクライアントの話を聞いていく粘り強さや、クライアントの(ぼんやりした)思いを正確に聞き取って言語化する力が必要です。

 

また、ダイエットならば、そもそもなんで痩せたいのかを聞かなくてはなりません。

「Mサイズの服を着たい」とか、「二重あごをどうにかしたい」とかの、聞こえのいい適当な話ではなく、本当に痩せたいと思う理由を。
おそらくネガティブで、デリケートな部分でもあるでしょうが、それを突っ込んで聞くという覚悟が必要です。

 

私は10年以上コーチングやコーチング練習会を続けてきて思うのですが、小手先のスキルなんかよりも、コーチの人間性やコーチングの基礎の徹底のほうが圧倒的に重要です。

コーチング練習会では、そこを養うことを重要視しているので、私自身も、受講生のみなさまに、「目標設定」や「現在地の把握」を徹底的に行います。

その結果、聞き方やものの捉え方が表面的でしかないと思ったときは、しっかりフィードバックしています。(前回も書いたとおりです)

常連参加のメンバーからは、「こんなこと陽子さんにしか指摘されない(笑)」と言われますが、それだからこそ、このコーチング練習会が唯一無二であるといえるとも思っています。

 

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