10年プロジェクトは特殊な環境だと思います。
なぜなら、世の中にないから作ったものだから。
自分でも宗教っぽいと思っているし、実際ある種の宗教なんだと思います。
時間管理講座の受講生はみんなして「今まで自分はどうやって生きてきたんだ?」というくらい、いろんなものの見方が変わって定義が変わってしまうものだけど、その変わり方は、一般社会から宗教に入ったようなものだと思います。
10年プロジェクトで作ってきた価値観や関係性は、とても良いものだと思います。
ただ、ずっと受動的に生きてきた人にとっては苦痛でしかないこともたくさんあるのだろうと思います。
たとえば、10年プロジェクトでは、時には耳の痛いことをフィードバックすることがありますが、それは100%相手の成長を願ってのもの。
でもその思いを感じるためには、そのフィードバックを受け止めるだけの心の余裕や、相手を信じる力が必要です。
そこまで至っていない人に思いを込めてフィードバックしたところで、思いが伝わらないどころか、劇薬でしかないかもしれない。実際、「怖い」と感じられたり相手を追い詰めてしまったこともありました。
私はこの宗教性を否定するつもりはありません。
なぜなら、人が成長するためには、人が必要だから。人から思いを受け取ることが必要だし、思いを届けたいと思える人も必要。
この人に成長した姿を見せたい、(私に)成長してほしいという思いを受け取りたい、そんな思いが、人の成長には必要です。
私がよく言う、「コミュニティは『人の力を借りる』場所だ」という話に通じることです。
だからこのコミュニティのメンバーの存在が、自分が成長する理由になってほしいと思います。
私は若い頃、成長は自分次第で、自分だけでできるものだと思っていました。
もちろん、一定レベルまでは自分の努力だけでいけると思います。
ですが、もっともっと成長したいなら、人から思いを受け取ることが必要だし、思いを届けたいと思える人が必要なんだと思います。
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