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【雑感373】実力をつけることをシビアに要求したい

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先日2年生男子と面談をしたときのこと。

ちょうど新人が入社したタイミングだったので、かつての自分を振り返ってもらった。

彼いわく、現場は「ゲロ吐きそうになりながら行く」ところらしい。(笑)

ゲロ吐きそうな気持ちは要するにプレッシャーとのこと。

どんなに気をつけてもミスが多くて、先輩たちやお客さんたちに迷惑をかけないか、心配でプレッシャーだと。

たまたま同じ日に、今度は別の子から、心配事やプレッシャーが大きくて不安で考えてばっかりで消耗している話を聞いた。

想定外のことが起こったり失敗したりすると、ほんとに頭が真っ白になって、パニックになってとんでもない行動をしてさらに状況を悪くしてしまうから、とにかくそういうことが起こらないように、何回も何回も確認したり念入りに準備したりしてしまう、と。

いわゆるプレッシャーとか本番というものに弱いかというと、決して強くはないと思う。

塾講師は人前に立つ仕事だし、誰も助けてくれないので、なかなかなプレッシャーだ。経験もないままやっていたから、なおさらだ。

だけど、私はデビューのときにどこまで緊張していただろう。ゲロしそうなくらい緊張はしていない、たぶん。

デビューのときよりも、模擬授業を社員の前でやるという企画?研修?のほうがきつかった。

あのときは本当にプレッシャーで緊張して、手が震えて板書ができなかった。

2回目、3回目と重ねるうちに少しはマシになったけど、毎回毎回本当に緊張していた。

プレッシャーできついときというのは、相手が自分の敵ではない(もしくは自分の味方)と信じられないからなんだと思う。

彼らは、先輩や世の中を自分の味方だと思えていないだろうし、私も模擬授業に参加する先輩たちは、私のあら捜しをしているように感じていた。

一番下っ端なのに入社してすぐにがんがん結果を出していた私にとって、先輩たちは素直に甘えられる存在ではなかったのだ。(授業だけ、ですが)

実際には先輩たちは私を蹴落とそうとはしていなかったし、うちの先輩社員たちだって当然そうだ。

だけど、世の中が怖いところでもないし敵ばっかりでもないという認識は、多くの人にないものだ。

でもそれは考え方ひとつでどうにかなるものではなく、あくまでもベースになるのは実力なんだと思う。

世の中が怖いところでもないし敵ばっかりでもないことをお伝えしつつも、実力をつけることについてシビアに接していくのが私であり私の講座の使命だと思う。

 

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