カタマリの時間、とれていますか?
時間管理講座をやっている頃に、受講生の皆さんが口を揃えて「スキマ時間の活用法が…」とおっしゃるので、そのたびに「いやいやスキマ時間を多少うまく使うよりも、カタマリの時間の使い方を改善したほうが劇的な変化がありますよ」とお答えしてきました。
が、そうお伝えして響く方はほとんどいませんでした。(笑)
当時は結構ガチで不思議だったのですが、あれからだいぶ経ってわかるのは、やっぱり根本から自分が変わることには抵抗感があるってことなんだと思います。
まあそれは仕方ないので、今日は私自身がカタマリの時間の価値をどんなところに感じていて、どんなふうに活用しているのかお伝えしたいと思います。
たとえばこの原稿を書いているのはまさにカタマリの時間を確保しています。時間はだいたい2時間が目安。
「10:00-12:00までをアウトプットタイムにあてる」と決めて集中的に取り組む、という感じです。
この2時間というのは、経験則からくるものです。
2時間くらいが集中力をピーク状態で保つにはちょどいいし、書きたいことが渋滞しているときも2時間あればとりあえずの流れは作れますし、さらに、正直日常生活では2時間を確保するのが精一杯です。
カタマリで時間を取ることのメリットは、一言で言えば、余裕です。具体的には、スキマ時間ではできない思考の深さや柔軟性が生まれます。
例えば、なにか新しいことをやろうとするとき、それがどんなに些細なことであったとしても、それをやるには、それなりの余裕が必要です。
所要時間5分のやり慣れていることをやるには5分のスキマ時間でできますが、所要時間5分のやり慣れていない(新しいこと)をやるには30分のカタマリ時間が必要です。
実際には5分で終わるので25分余ってしまい、「なんだ、こんな簡単なことならすぐにやっておけばよかった」と思った経験は、誰にでもあると思います。(でも実際には「すぐに」スキマ時間でやるかといえばやれない笑)
だから、スキマ時間の活用法がうまくなったところで、いつものやり慣れていることしかできないので、いつまでも幅が広がったり成長につながるような活動はできません。
もうすぐ年末年始。
年末年始だからこそカタマリの時間を取りにくいという環境の方もいらっしゃるかもしれませんが、年末年始だからこそ取れるという方も多いはず。かく言う私もそうです。(というか毎年年末年始で巻き返してる…)
私は10年プロジェクトがあるので、メンバーの力を借りながら、カタマリ時間をたくさん作っていこうと思います!がんばる!
毎日更新しています!
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