私は予備校講師時代に親面談(主に母親)をしていたのだけど、親面談をやるとよくわかる。いろんなことが。
ちなみに、素晴らしいお子さんの親は素晴らしいとは限らないけれど、残念なお子さんの親御さんはまず100%
残念です。「この親にしてこの子あり」というのはよく言ったものですね。
あざらしくんと私には子供がいないけれど、TEPPAN塾という教育事業を行っているし、私は日々(新卒の)新人教育に携わっているので、おそらく人一倍自分の影響力というものを自覚して生きています。
私が誰かを変えることはできないけれど、私を見て良くも悪くも影響を受ける人はたくさんいると思っています。
私の講座の受講生は多くが20代〜50代の女性。
お母さんもいれば、管理職の人も多いので、私がお話をするときは、その目の前の方だけでなく、その方の背後にいらっしゃる方々にも届けられるようにという視点でお話をする。
だって、お母さんは子供に、管理職の方はメンバーに、ものすごく影響を与えるから。
たとえば、最近再開したインスタライブでは、「平日の夜の時間と休日にどれだけ書き込めていますか?」ということをずっと話題にしている。
実際のところ、平日の夜の時間と休日が一番自分の意志で動かせる時間帯であるはずなのに、その時間帯こそ書き込めていない方が多いからだ。
何にどれくらい時間を使うかを決めるという、自分の人生を自分で動かしていく上で基礎中の基礎の思考と行動がまったくできていない。
そんな人に影響を受けた子供は「勉強しなさい!」って言われなきゃ勉強するわけない。
そんな上司は、指示待ちメンバーをひたすら量産するのは当たり前の結果。
もっと厳しいことを言いましょうか。
子供やメンバーの(本来持っている)自主性をつぶしているのは、紛れもなく手帳真っ白族なのです。
ぜひとも「とにかく書いてみる」ところから始めてください。時間管理はまずはそこからなのです。
そして、特に、お母さん。子供や家族の世話の時間で手帳を埋めて満足しないでください。
お母さんである前にひとりの人間であることをわからない人間が、本当に良い人間関係が築けるわけがありません。
私は両親と過ごす時間が、普通の子供に比べたら極端に少ない子供で、多くのお母さんからすると、ありえない母親だったかもしれません。
でも、おかげで私はごくごく小さい頃から自分のことはちゃんと自分でできたし、短い時間しか話せないから、プレゼン能力も子供の頃から相当鍛えられました。今の私を作っているのは、紛れもなく子供の頃からの蓄積です。
だから、私が自信を持って断言します。
子供がするべき努力を親が代わりにしてあげちゃうのは、子供を虐待しているようなものです。
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