10年プロジェクトで発信している小ネタをまとめます!
今回は、前回に引き続き、スマートフォン写真TIPSです。今週は応用編。
1.撮りたい対象を決めて、どう切り取るか考えてみよう
写真を撮るときは、なんとなく目の前のものを切り取るような感じで撮っていたのですが、うちの映像学科出身の若手に採用で使う写真を撮ってもらったところ、私が一番気に入ったのは実はその辺に転がっている缶の写真でした。(トップに載せたやつ)
話を聞くと、まず「何」を撮ろうか決めて、その対象物をどう切り取るかという視点で撮っているとのことでした。
私達の普段の生活では、物を撮るときは、対象物はおそらく決まっていると思うんです。
(対象物に心動くから撮りたくなる、というか)
でも、それを【何も考えずに】全体を撮るのではなく、【何】の【どこ】を撮ろうと考えてから撮るのが大事なんだなあと。
書いてる私も書きながらこれが課題だったと思い出して、意識して撮ろうと思っているのですが、【何】の【どこ】を撮ろうと考えるのって難しいです。
そんなわけで、【何】の【どこ】を撮ろうと考えて写真を撮ってみましょう。
2.モノを撮るときは、できるだけ背景にまでこだわって撮ろう
トップに載せたのは日曜日の夜に行った田町のカフェなのですが、私が座った席はごく普通のカウンター席。
だけど、窓際の席は外のライトアップが写るので、写真のためにコーヒーを運んで撮りました。
まあ正直すんごいめんどくさいし、そこまで写真にこだわる?と失笑されてしまいそうですが、そうですよ、そこまでこだわるんです。だって好きなんだもん。そこまでこだわらないでうまくなれるわけないでしょ。
3.いろんな位置や角度から撮ってみよう
旅行に行ったときにこの素晴らしい風景を残したいと思っていろいろ試行錯誤して写真を撮ります。
この2日でお伝えした切り取り方もそのうちのひとつですが、カメラの位置も変えてみたりします。
あえて地面にカメラを置いて撮ってみたり、(スタンドなどで固定する場合は)天地をひっくり返してみたり。人混みで前が見えないときは、手を伸ばして(何が撮れているのか確認できない状態で)撮ってみたりもします。
大事なのは、いろんなパターンを試すこと。そのときはなんだこれ?と思ったとしても、あとから見るとこれはこれでアリかも!という1枚が撮れていることもあります。
天地ひっくり返して撮った写真です。↓
4.人物は後ろ姿や横顔を撮ろう
正面から見ないほうがいいと言っているみたいでごめんなさいなのですが、私は結構後ろ姿が好きなので、個人的には結構使っているテクニック?です。
後ろ姿って結構いろんなことを語ると思うのは私だけ…?
大阪合宿で一番お気に入りなのは、実はこの写真なんです。
5.画像編集アプリ 初心者向け
画像編集アプリはいくつか用途に合わせて使っているのですが、これを全部紹介すると1週間終わってしまうので、今一番使っている2つを今日明日でご紹介します。
1つ目は、モザイクというアプリ。
私が講座写真で使っているものです。
お顔に使うものなので、モザイクというよりぼかした感じにしたくてこのアプリを愛用しています。
私は普段L-1を使っているので色は選べませんが、ほかのモードだと色が選べるので、あえてこのぼかしで自分のイメージどおりに加工するのもおもしろいかも。
ほかにももふもふ加工(要するに全体をぼかす)や、美肌加工、コラージュなど多機能で結構使えます。
機能面では満足していますが、唯一気になるのが、取り消しをしたときに出てくるメッセージ。
「大丈夫そ」も「だいじょばない」もちょっとイラッとする。。。のだけど、
今回釜板作りのためにメッセージを表示してみようとしたら、なんとテイスト?が選べる仕様になっていた…。
6.画像編集アプリ 中級者&楽しみたい人向け
今年に入ってから使い始めた背景加工アプリです。
最初の数日は無料でお試しできますが、有料プランはそこそこお高いです。課金に踏み切ったのは、AI機能を試したかったから。
(ChatGPTを使いこなせていないので、せめてこれだけでも、と思って)
しゅんぺー&ラボットの1枚は、
撮影した動画をスクショして、このアプリで背景を「プロフィール写真」というシリーズから選びました。
7.最後に
前にもどこかで話したかもしれませんが、私はもともとこういうアート系に関してはとにかくセンスが壊滅状態で、圧倒的に苦手だったのですが、ちょっとお金出していいスマートフォンを買って、私の腕とは関係なくきれいな写真が撮れてから、こんな私でもできるかも?と思ってたくさん撮るようになって少しずつ好きになっていきました。
決定打になったのは、妹の結婚式。
プロカメラマンがたくさん写真を撮ってくれたのに、妹が一番気に入ったのは、私がスマートフォンで撮った1枚(笑)
今回紹介したTIPSは、面倒くさいことも多いし、答えがないし、そんなに劇的にうまくなれないし、と思うことも多いと思います。
もちろん、普段の写真では難しいかもですが、普段から練習しておくといざというときにうまく撮れるし、きっとうまくなると素材は何でも良くて切り取り方次第だとわかるんだろうな〜と思っています。まだ難しいけど、そう考えると楽しそう。
なんでもそうですが、うまくなりたかったら、ひたすら考えて練習するのみ。
時間のやりくりがすごく大変だけど、発信をやめないのは、単に宣伝だけではなく、トレーニング的な要素もあります。
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