10年プロジェクトが始まった2014年11月からまる9年。
ついに10年目という節目の1年になりました。このパーソナルサイトでは、10年プロジェクト主宰としての思いをあまり話してこなかったので、今回、詳しく話してみたいと思います。
10年目という節目の1年でコミュニティ設立からの夢を叶えるべく、2023年は準備段階としてアクセルを踏み込む1年間でした。
2023年を準備yearにするためには、2022年の年間目標設定から話は始まります。2021年9月頃から取り組みを始めました。
それまでは何をするにも、コミュニティ全体の公式的なものとメンバー個人で有志で参加するものとの2種類のみでした。
オフ会のような軽いものから、勉強会まで、参加してもしなくてもいいよというスタンスで、メンバーの自主性を大事にしてきました。
この方針を大事にして7年間活動してきましたが、メンバーがそれぞれイキイキと活動するかというとそういうわけにもいかず…。
【コミュニティ】としての活動なのに、「自主性」という方針のせいで、メンバーがバラバラになっている(孤立している)状況になっていきました。
そこで、2022年からは、「コミュニティ」としての活動であることを重視した活動に切り替えました。
この施策により、コミュニティ活動に積極的に参加しているメンバーとそうでないメンバー(あくまでも個人としての参加姿勢のメンバー)との間には分断が生まれました。
そして、この分断についてどう思うかについても、問題意識のレベルが異なるようになり、それに伴う摩擦が起きはじめました。
平たくいえば、コミュニティとしても個人としてももっとよくなりたい人と、単に「コミュニティ」に所属していれば十分満足という人とにわかれてきたのです。
2022年から、少しずつ、熱量の違いからくる小さなトラブルが起きはじめました。
月1回のオンラインミーティングをやろうという約束にしたのに、実施していないチームがあるとか、
みんなで意見を出し合おうという約束にしたのに、90分のミーティングで一言も発言しない人がいるとか、
担当者になったにも関わらず、イベントの準備が不十分で、当日ボロボロだとか、まあいろいろなことが起きて。
「ここはコミュニティなんだから、いろんな人がいるわけで、いろんな人とうまくやっていくのも大事なスキルだ、メンバー同士でフォローし合おう」
2022年のうちは全体にこんな話をしてきました。
実際、助け合いってそう簡単にできることじゃない。
仕事のように目的が明確で、生活かかってるだけにある程度の強制力を効かせられる状況ではない10年プロジェクトの活動では、さらに難易度が増します。
2022年にこの助け合いに挑戦したことは今でも間違っているとは思いません。
ところが、2023年になっても、この助け合いはうまくいかないどころか、さらなる問題に繋がったのです…。
(次回に続きます)
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