いよいよ今回の旅のメイン、ウルル(エアーズロック)登山です!
山頂からの感動的な景色とか、その登山の危険性から唯一無二の体験、という前情報を得ていたので、それはそれは期待していて…。
▶旅のメインどころ
妹の結婚式に参列する!
来年登山禁止になるエアーズロック登山▶スケジュール
・フライトスケジュール
7/21(日) 22:00羽田発→8:30シドニー着 QF026
7/25(水) 10:40シドニー発→13:40エアーズロック着 QF5660
7/27(金) 15:20エアーズロック発→18:20ケアンズ着 QF1854
7/29(日) 12:00ケアンズ発→18:35成田着 JQ025・旅行スケジュール(概要)
7/22(月) シドニー ブルーマウンテンズ
7/23(火) シドニー 結婚式
7/26(月) シドニー エアーズロックsunrise、登山、sunset、カタジュタ散策
7/28(土) ケアンズ キュランダ
▶7/26(木)
★エアーズロックサンライズツアー終了後、バスはウルルの登山道へ。
空と雲がものすごくきれいで…!
ガイドさんからは、エアーズロック登山についての危険性のアナウンスがっつり。
登山道が開いているのは年間平均で3割ほど。
そもそも危険な登山道なので、天候が少しでも荒れれば(理由は主に強風)閉鎖するからとのこと。
調べてみると7月8月は登頂率が一番高い5割前後。
実際のところ、私が行った日は午前中は開いていたけれど、午後からは風速40km/hとのことで閉鎖になっていました。
また、登山道の入口は、世界各国の言葉で「登らないでください」と書かれています。
ここエアーズロックがあるウルル・カタジュタ国立公園は先住民族アナング族の所有物だそうで、彼らの文化を尊重するために、アナング族は外国人である私達に登ってほしくないとのこと。
登山道をのぼる人の姿は、アリンコの行列のようだとアボリジニの人たちは言っているのだとか。
確かにこの角度だとアリンコっぽい笑
先住民の思い自体は私はすでに知っていたので、これに関してはちょっと考えるところはあったのだけど、結局登ることに。
解散していきなり登り始めてしまい、あとからそういえば準備体操してなかったことに気づく…やばいやばい。
まずは度胸試しの坂と言われる、鎖がない急斜面のエリア。
ここを登れないようじゃこの先も危険だから引き返したほうがいいと言われています。
あざらしくん、この写真の時点では全然元気なのですが、ふと後ろを振り返ってみると…
この高さにびっくり!
「うわー高い!怖い!ごめん!降りる!」と早々にリタリア…。。
母はまだ元気です。
鎖エリアはこんな感じです。確かに斜面は急だけど、岩肌は全然滑らないので、私には鎖はまったく不要でした。
一切さわらずに普通に登れます。
ちなみに、これくらいの高さで、景色はこんな感じ。
カタジュタも普通に見えるし、あとでわかることですが、高度をこれ以上上げても景色は大差ないです。
そして、傾斜も断崖絶壁のように言われますが、斜度は平均30度くらいで、正直スキーでも降りられるレベルなので、走ってでも登れます。
こう切り取るとすごいところに見えますが…。
人がいないほうが急に見えますね。
まあ、確かに風にあおられてしまうような細身の人とか足腰弱い人はちょっと危険かもしれません。
落ちたら止まるところはないのでそのまま死んじゃいます。
休むところはいっぱいあるので、休み休みのぼると良いかと。
ちなみに鎖エリアが終わるとこんな感じで、平たいところで休めます。
鎖エリアが終わるところまで登れれば、十分ではないかと個人的には思います。
鎖エリアが終わったあとは、点線で誘導があります。
ここから先は捕まるものが何もありませんが、それほど坂ってわけでもないので特に問題なく…
ただ、小さなアップダウンが延々と続くので、「まだあるのかーっ!」とうっかり声に出ちゃいます笑
★山頂到着。風速30m/h-40m/hの強風に付き髪の毛ボンバー。
いちおう記念に、山頂にいた日本人の男の子に写真を依頼。さすが今どきの子、ちゃんと拡大したものも撮ってくれてました。
点線の先にはドラム缶のような円柱が。
近寄ってみると、山頂によくあるここからの眺めの地図みたいなもの。それだけです。
登る前に、ガイドさんが、山頂からの景色だろうが途中の坂からの景色だろうがたいして変わらないと言っていました。
まさにそのとおり。単に高度が違うだけです。
山頂に行けば、裏側の景色も見えますが、正直ウルルの周囲は360度同じだし。
ちなみに登山道全域、山頂も含めてWi-Fiはバッチリ。
今から戻れば最終ツアーには間に合うと思ったので、早々に下山することに。
★実はツアーでは4段階の集合時間の設定がありました。
第1段階は最初から登らない人もしくは少しだけ登ってみた人向けの、麓散策ツアーの出発時刻。
第2段階はミュージアムツアーの出発時刻。
第3段階は水場散策ツアーの出発時刻。
そして最終の引き上げ時間。
結果から言うと、鎖エリア手前の坂(度胸試しの坂)で引き返したあざらしくんは、第1ツアーから。
鎖エリア終了時点で引き返した母と妹夫婦は第2ツアーから。
完全登頂して戻ってきた私は第3ツアーからの合流となりました。
途中、ごぼう抜きしてきた日本人登山客とすれ違うたびに、「もうすぐですよー」とか「ここからが結構長いですよー」とか伝えながら歩きました。
すれ違う下山中の日本人はたぶん私が最初だったので。
あらかじめ山頂の時点で下山を知らせたせいか、ミュージアムツアーをパスしてあざらしくんが残っていてくれました!
ツアーバスとも合流し、妹夫婦からミートパイをもらって母とあざらしくんと仲良くいただきました。
ツアーで参加していない個人客の私は朝ごはん抜きだったので、これは助かったー!
そしてミートパイ初めて食べたけどおいしかった\(^o^)/
★水場散策ツアーは、アボリジニの壁画にまずは案内してもらいました。
文字を持たない彼らは、絵で子どもたちにものを教えていたようで、絵や記号の意味を教えてもらいました。
これをきっかけに、アボリジニアートのお土産が欲しくなる・・!
水場(現在は乾季なので水そのものはありません)では、ハート型の穴もありました笑
山頂がここからも見えます。さっきまであそこにいたんだねー。
いたるところにあるベンチがすごく素敵。
★この国立公園って、ツアー以外での参加はできないようになっているのかな。
というのも、ウルルには私達よそ者には本当に触れてほしくないところもあって、そこは写真撮影も禁止なのです。ガイドさんからいちいち案内があったのだけど、一般の人が見ても全然聖なる感じが伝わってこない…ので。
ホテルまで送ってもらって、昨日まるまる一羽残しておいた鳥の丸焼きをメインに、ガーリックフランス+クリームチーズ、インスタントラーメンなどなど似たようなお昼を。
写真の整理だけして、残り時間は午後に備えて爆睡。この短い時間に深く眠れるのが私の特技のひとつ。
最短で1分から疲労回復できるレベルで眠れます笑
土曜日の夜にケアンズからお送りしたインスタライブでもお話ししましたが、このウルル登山の「楽勝」さって実は大事なんじゃないかと思うのです。
ウルル登山において何よりも大事なのは安全に怪我なく事故なく下山してくること。
安全が最優先の状況では、一生懸命頑張っちゃいけないんじゃないかと思うのです。
これはウルルに限らず登山全般で言えることですよね。
そういえばヨガでも「頑張りすぎないで。大事なのは呼吸です」ってイントラからものすごく言われるんだけど、私は頑張りすぎないことが苦手で、ヨガ歴10年だけど未だに呼吸が荒くなることがあります…。
ウルル登山真っ最中はあまりにも楽勝すぎて、登ってる最中に「こ、この楽勝さはなんなの…人生変わるとか達成感がすごいとか聞いていたのに…」と違和感を覚えていたけれど、
落ち着いてくると、これで良かったなと心から思います。
▶オーストラリア旅日記
http://ohisamayoko.com/travelabroad201807-1
http://ohisamayoko.com/travelabroad201807-2
http://ohisamayoko.com/travelabroad201807-3
http://ohisamayoko.com/travelabroad201807-4
http://ohisamayoko.com/travelabroad201807-5
http://ohisamayoko.com/travelabroad201807-6
http://ohisamayoko.com/travelabroad201807-7
http://ohisamayoko.com/travelabroad201807-8
▶instagram旅アカウントはじめました!
毎日更新しています!
★────────────────────
・パーソナルサイト
http://ohisamayoko.com
・instagram
http://instagram.com/ohisamayoko_project
・note
https://note.mu/ohisamayoko
☆────────────────────