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【旅コラム】#01 旅で得られるインスピレーションの話

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定期的に海外に行きたいと思うのは、

普段の環境と違うところに身を置くことによって、普段の感覚と違うところに刺激を与えるため。

インスピレーションを得るため、というと芸術家気取りで恥ずかしいのですが、でも、正直、かなり共感します。

人に伝えるものを作るというのは、それだけさまざまな視点で自分に向き合ったりさまざまな要素で自分をかき回したりしてできることだと思うので。

例えば私は普段は東京で暮らしているので、なんでもかんでも便利で当たり前だし、ほとんどのことについて「選択肢」があります。

東京で暮らしていれば誰でもそうなれるわけではないとは思うけど、当初のプランにこだわらずB案に切り替えればいいという柔軟性は、東京にいれば当然のように実行できるので、身につくものがあると思っています。

そういう意味では、東京という環境で暮らすことで身につくものの捉え方は私にとってはメリットが大きいのですが、だからと言ってそこにずっとどっぷり使っていると、他の考え方ができなくなります。

そこで、地方に出かけたり、海外に出かけたり、人と話したりして、自分の感覚や考え方を相対化することを意識的にしています。

とは言っても、あまりにも異なる環境はそれはそれでストレスにはなるし、定期的に機会をつくるためには、1回にかける費用も大金では続きません。

なので、都度都度目的意識や優先順位をつけて、バランスを取りながら機会を作るようにしています。

例えば、海外の渡航先は最近はもっぱら台北ソウルですが、ここの何がいいって食べ物がおいしくてカフェがいっぱいあって近くて安いこと。

シンガポールもベトナムもクアラルンプールもそういう意味では同じように好きだしまた行きたいけど、いかんせん高いし遠い…!ヨーロッパなんてとても気軽には行けません。

ですが、このメリットは他の多くの日本人も感じるわけで…。

なので、どこに行っても日本語が聞こえてくるので、私はできるだけローカルの方が行くところに行くようにしています。その結果お店が汚い率が高くなるのだけど(笑)、私はそのへんはほとんど気にしないので問題ないです。

今もこの原稿を書いているのは、台北のMRT中正紀念堂駅近くの、日本で言うところのエクセルシオールカフェ的なチェーンのカフェです。エクセルシオール的だというのは、ドトールよりはちょっとハイグレードだから(笑)

今日は並びにある某有名魯肉飯屋さんがお休みのせいか、見事にローカルばっかりで日本語は一切聞こえてきません。とっても集中して活動がはかどりました。

2022年のまとめ旅日記が一段落したので、しばらく土曜日は旅にまつわるコラム的なものを書いてみますね。
(このコラムの企画も台北で思いついたもの)

 

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