少し前の記事ですが、すごく共感したので。
転職を「卒業」って言うけど、卒業試験は受かってるのかなって話
http://welself.blogspot.jp/2017/04/blog-post.html?spref=fb&m=1
いつから辞めることを「卒業」って言うようになったんだろう。
私自身は絶対卒業なんて言わないけど、ステップアップという概念はわかるし、まあ卒業なのか辞めるのかは本人が一番良くわかっているのだと思って敢えて否定もしなかった。
でも、この記事にあるように、自分でわかっていないのかもって最近はよく思う。
私はいわゆる専門職の会社で働いているので、いわゆるスキルが大事ってのはすごくわかる。
ものづくりの仕事は、目の前にあるそれはものすごくリアルにその人の「スキル」を示すから。
大事だけど、その人のことを「仕事ができる」って言うかっていうと、言わない。うまいとは言うけど。
「仕事ができる」って、この記事の言うところの「ソフトスキル」の部分。
「ものごとをうまくやる」ことの重要性とか難しさって、年齢を重ねれば重ねるほど身にしみてわかってくる。
好き/嫌い、得意/苦手とかの差分が、若い頃はだいぶあったような気がする。
できないのは、苦手だからとか経験がないからとか言えたし、まわりもそうだって思ってくれた。
逃げても仕方のない環境なら、仕方ないねって言ってくれた。
でも、今は根っこが何をやっても見えてしまう。
自分のもわかるし、人のそれもよく見える笑
その人と少し話すだけで、今までやるべきことをちゃんとやってきたかどうかなんてわかってしまう。
卒業したのか、逃げてきたのか。
若い頃は自分でもわからないかもしれない。
でも、わかる頃には正直手遅れだと思う。
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