先日、新人２人にお説教をした。
自分が任された仕事を先送りしていたから。
そのときに、こんな質問で気づきを促してみた。
「面倒臭さが先に立って先送りしたことを、急に仕事が忙しくなったりしてやりきれなかった場合に、自分だったらフォローしてやろうと思える？」
答えは、YES。しかも、お互いに相手にやってくれるだろうと思っている、ある意味相思相愛の仲(笑)
だったら何の問題もない…(笑)ので、仕方なく、「私もそのフォローする立場になることがよくあるけど、私だったら嫌だよ」という展開にした…。
＊
私は自分に甘い人が嫌い。
自分にも他人にも甘い人同士でならうまくやれると思うけれど、私はうまくやれない。
先日も、この新人２人組だけでなく、身近な人や、自分が活動している仲間内だとかで、その人の自分への甘さについて言及したことがあった。
もちろん、相手にはいい顔されない。逆ギレされることだってしょっちゅう。
自分に甘い人は、人から否定されることに極端に弱いから。
実際否定しているというよりは、もっと相手のことを考えてよってリクエストなんだけども、そんなニュアンスの違いなんてわかってもらえないことのほうが多い。
＊
私は友達が少ない。
もともと社交的でもない上に、たぶん世の中の一般よりは自分にも他人にも厳しいから、友達付き合いとしては割に合わないのかもしれない。
でも、個人の感覚であることは承知の上で言うけど、友達だろうが仕事だろうが、誠意を尽くしたほうがかえって気楽なんじゃないだろうか。
約束を守る、お金も時間もいただいたものに対しては対価を支払う、意思表示を明確にする、コミュニケーションをこまめにとる…。
こういう行動をきっちりできることが私は人間関係の根底にあると思っているし、ここまでしないと相手を尊重しているということにはならないと思う。
人のことをないがしろにするというのは、本人に向かって悪口を言うことではなく（そんなことする人現実にはいないでしょ）あるべき礼儀をきちんと尽くしていないことだと私は思う。
本人は悪気がないから、指摘してもなかなか理解してもらえない。だから、距離を置くことも決して少なくない。
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