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【雑感013】夢は紙に書いたって叶うわけない

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2017年も上半期が終わりました。年初に立てた目標のうち、半分達成できていますでしょうか。

「目標達成の技術」はそれこそ細かい話をするなら、たくさんの書籍が出版されています。私もたくさん本を読んだし、投資もそれなりにしてきました。

その中で得た、ひとつのシンプルな目標達成方法は、目標を忘れないこと。

立てた目標を見て、少しでも実践して、振り返りをこまめに行うことが、目標達成の王道だと私は思っています。

世の中には、「紙に書き出すだけで〜」とか、「いつの間にか(気づいたら)〜」なんて耳に優しい言葉が出回っていますが(笑)、漠然とした「夢」ならそれでいいかもしれません。

「「夢」だから、かなっていたらラッキー!くらいの気持ちだから、叶わなくてもそう落ち込むことじゃない」
そうやって自分に言い聞かせることのできるレベルなら、紙に書くだけであとはすっかり忘れてOKだと思います。

でも、明確にこうしたいああしたいと思うのであれば、それはちゃんと目標に落とし込んで、行動して目標達成することを積み重ねるという道を選ぶことになるんじゃないのかな、と私は思います。

私自身も実際にそうしてきました。

私は高校生の頃、自分の夢を「お前には無理だ」と言われてきました。
「なんでやる前からダメだって言われなければならないんだろう…」と思いながら頑張った経験はずっと自分の中に残っていて。

だから、自分が指導する側にまわったときも、生徒に対して「お前には無理だ」と言う大人には、それがたとえ親であったとしても噛み付いていましたし、本人にももちろん噛み付いていました(笑)

噛み付くだけではなくて、具体的に「こうすればできる」と言えるスキルを身に付けることを目標に必死に働きました。

感じの良い優しいお姉さん先生ではなくて、とにかく結果を出させることにコミットして指導していました。
(当時は教場の中で女性講師は2〜3人しかいませんでしたが、私が教場で一番怖い先生扱いでした)

精神論ではなく、結果が出る方法を教えられるようになったら、びっくりするくらい本人も周りも「無理だ」って言わなくなりました。

あのとき、どんなに熱心に指導しても、「結果を出させる」という目標がなかったら、たぶんこうはならなかった。

このあたりのことは、こちらにまとめています。

今も、そうです。
毎月行っている私の講座は、本人も周りも「無理だ」って言わなくなる具体的な取り組みです。

手帳を使った時間管理講座では、実際に講座の中で手を動かして手帳に書き込んでいきます。

「無理無理」が思考の癖になってぜんぜん書き込めていなかった手帳に、「無理無理」を横に置いてもらって、書き込みます。

「できたらいいな」と漠然としたものを、「明確にいつどこで何をする」かを決めてもらいます。

「空き時間ができたら」と思っていても空き時間なんか生まれないから、今ここで時間を空けてもらいます。

かつて私も「無理無理」が思考の癖になっていたけれど、そこから少しずつ脱出してきました。

これを、自分の中だけで留めずに、他の人にも伝えられるよう、日々技術を磨き、講座も毎月開催しています。

そして、このたび、それこそ漠然とした「夢」レベルのことでしかなかった、学校でのキャリア教育の機会を本業のつながりでいただけました。

仙台の大学で90分のコマをまるまるいただいて、キャリアについて授業をさせていただきました。

小さな小さな東京の舞台美術会社の人事担当者でしかない、私が、90分のコマを。しかも初対面の方からのご依頼…。

自分の夢を「お前には無理だ」なんて言われない世の中にしたいな、そんな漠然としたままでいたら、たとえ紙に書いてもここまではいかなかったと私は思います。

 

 

 

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