先日、1歳のお子さんのお母さんの受講生から、興味深い話を伺った。
今までは、働くこととか自分の時間を持つことへの罪悪感ってあったけれど、陽子さんの講座を受けてから完全に吹っ切れた、と。
ひとつは講座の時にお話しした「うちは両親が創業社長で、親と過ごした時間はものすごく少ないけど、別になんとも思わなかった、うちはうちだから」という私の体験談。
(のちに別の方からも同じような話を聞いたとか)
もうひとつは、アクションプランナーを使うようになって、お子さんとの時間をマーカーで塗ってみたら、一緒に過ごしている時間が思ったより長かったこと。
これだけ一緒に過ごしているんだから、私も仕事したり自分の時間持って良いんだ、と思えたし、自分の時間を持つからこそ、限られた子供との時間を濃厚に過ごそうって思えます、とのこと。
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時間を可視化できると、自分のなんとなくの思い込みに気づけるようになる典型例です。
なんとなく子供に時間を割けていないと思っていたことからくるなんとなくの罪悪感。
人が苦しい思いをするのは、論理が明確で反論の余地が無いものではなくて、むしろ何の実態もないぼんやりしたものが原因なんじゃないだろうか。
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手帳講座をやっていると、このなんとなくの思い込みにたくさんぶち当たる。
しかも、そのなんとなくっぷりは結構半端なくて、ちょっと突っ込んだだけで、「あれ?なんで私、こんなふうに思い込んでいたのだろう」となることがほとんど。
なんでかと言えばそれは育ってきた環境だったり、今の環境だったりのせいなわけで、要は「自分」がないからだ。
私は「自分」があるって子供の頃から言われてきたけど、私が「自分」があるのは、「自分」で過ごす時間が長かったからなんじゃないだろうか。
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普通、手帳というと人との約束を書き込むものかもしれないけれど、アクションプランナーは、それにプラスして自分の時間も書き込む。
空いた時間があればやろうと思っていたことを、時間を決めて書き込む。
人との約束以外は全部自分の時間なのに、自分の時間を作ろうと思っていないから、受講生の多くは手帳が真っ白だ。
自分の軸を持つために、自分の時間を作る。
あるいは、自分の時間を作り続けることで、自分の軸が持てるようになる。
どっちが先なのかはわからないけれど、今の私が言えることは、どっちかだけではありえないってことだ。
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