好きなことが見つからない、夢中になれるものはがない。
こんな声をよく聞きます。
確かに、好きなことって、嫌いなことに比べるとちょっとわかりにくい。
そんなわけで、時間管理講座では（個別講座か個別フォローのみ）、
目の前のことに全力になってみてはどうでしょうか、という話をします。
その目の前のことが苦手なことでも嫌いなことでもないならば、
「ちょっと好き」だろうが「なんとも言えない」だろうがとにかく全力でやる。
「好きなことじゃないから頑張れない」と言う人で、
好きなことなら全力で頑張れる人、私会ったことないです。
世の中には、ただがむしゃらにやっただけじゃダメなんだという論調があります。
私ももちろんそう思います。
正しいやり方じゃないと成果が出ない。
成果が出ないから疲弊して、結果、行動を辞めちゃう。
それは確かにそうだろうなと思う。
でもでも、正しいやり方なんてうまくたどり着ける人とそうでない人がいるのが現実だと私は思う。
要領が良い人ならいいけど、
私をはじめとするザ・凡人のみなさんは「好きなこと」なんていう幻想に振り回される前に、髪振り乱すべきだ。
先日初めて参加させていただいた、新卒の合同説明会。
現在４年生を対象にしたセミナーなので、正直、そんな大規模ではありません。
そんな少ない学生さんを迎える企業側は全部で100社超。
しかも東北のセミナーとのことで、基本宮城山形青森岩手と地元の企業ばかり。
一部上場もゴロゴロで、恥ずかしながら弊社は会社の規模から言えばビリ(笑)
しかもどこのブースも最低２名とか３名で参加されているのに、私は１人。
でも、蓋をあけてみれば、始まった瞬間から学生さんが途切れることは一度もなく、お水を飲む隙間もなく…
うちのブースが終わったときには、まわりのブースはみなさんすでに撤収済み…。
終わって思うのは、自分の裁量で仕事ができることのありがたさと、後ろがないことの強さ。
今年から始めた大学回りは、あまりに効果が未知数なので、かかった費用は全額自己負担でやってます。
だから、懐の痛み具合的にも、メンツ的にも、うまくいかないなんてことは許されない。
だから、ぶっちゃけ必死です。
準備も必死だし、人の力を借りまくるし、プレゼンも必死だし。
そのプレゼンだって、普段から時間管理講座をやりまくって鍛えまくってます。
まわりのブースの様子は、準備段階くらいしか見る余裕なかったけれど、ハッキリ言うとその準備の段階で勝ったなって思いました。
知名度も財力も経験も、なんにもないけど。
私には製作部手作りの看板と、普段会社の外で鍛えたプレゼン力と、目の前のことに夢中になると決めた私の決意がある。
昔、努力できるのは才能だよねって天才に言われて、正直むかつきました。
私だって優秀でいたかったよ。
でも、今ならわかります。努力できるのは才能だって。目の前のことに必死になれるのは才能だって。
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