大抵の人のお悩みは、間違っています。
時間管理講座には、時間がなくてできないという人がたくさんいらっしゃいますが、
実際時間がないという方はまずいません(笑)
先日、学生に「やっぱりこの仕事は体力が必要ですよね…」と聞かれました。
どうやらその学生は体力にそこまで自信があるわけではないようです。
私はそういう時に「だいじょぶ、だいじょぶ、若いんだからなんとかなるよ!」なんて言いません。
「うん、確かにうちの会社で今働いている女子は全員、体力自慢と言ってるね」と本当のことで返します。
ダメとも良いとも言わずに、事実を話します。
「でもね」と続けました。ちょっと気になったことがあったので。
「疲れるって、物理的に体力使い切って疲れるのと、精神的に気疲れしちゃうのとあると思うけど、あなたの『疲れる』ってどっち?」と。
学生、予想通り、「精神的なほうです」と即答。
(即答されるのは予想外だけど笑)
「友達や家族と一緒に過ごしていて、自分って体力ないなーって思わないでしょ?」と聞いたら、
学生、びっくりして「あ・・・そうです、確かに疲れないです」と。
そして、黙り込んでしまいました。
しばらく一緒に黙り込んでいたのだけど
(というか4時間しゃべりっぱなしで疲れすぎてもはや意識が遠のいていた笑)、
「終了10分前でーす」の会場案内が。
「自分をよく見せようとか、ダメな自分を見せちゃダメだって思っちゃうときは、疲れるかもね。
会社って、長い時間過ごすし、長く働くところだから、
そういう見栄っ張りな気持ちや恐れの気持ちがあまりない会社で働けるといいね」と総括して帰そうと思ったら。
学生、「あの」とまだしがみつきます。
「あの、なんで、精神的に疲れるってわかったんですか」と。
もう私こういう子に弱いんですよー(笑)
こうやってしがみつける子、大好きです。
「え、だってさっきからずっと説明している間、笑ってなかったから」と率直に返しました。
(もちろんウケてくれないことを根に持っているわけではありません)
「私、笑ってました…笑っているつもりでも、相手に伝わらなかったら、意味ないですよね…」と。
たまたまその時ちょうど面白い話になって、その時ほんとに笑ってくれて。
「あれで笑ってたの!でも今の笑っている表情と全然違うよ!」と言ったら心底びっくりしていました。
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