私がアンチ資格アンチ語学を明言しているのは、
インプットはしてもそのアウトプット先が明確じゃないから。
資格を取ればどうにかなると思ってるのかもしれないけど、それだけでどうにかなるほど甘くはないと思う。
そして、資格取得が目的になっているインプットなんて、ほんと意味ないと思う。
だから、インプットを重視する人って多いけど、実際にアウトプット力がない人のインプットなんてたかが知れていると思う。
私は講座でよく言ってる。
「参考になればと思って参加したら、実際に参考になれば程度のものしか学べませんよ」と。
同じものを見て、同じものを経験して、同じだけお金を使っているのに、そこから得るものが大きい人と何しに行ったんだってくらいの薄っぺらいものしか持ち帰れない人の違いは、インプット力というよりもアウトプット力だと思う。
目に止まらなきゃインプットなんかできない。
この理屈で、受講生に本の読み方をお伝えしたら1年かけて心に残った本が1冊しかなかった状態から、1冊の本に付箋がたくさんつくようになったとおっしゃっていた。
私は一ヶ月に一度旅に出るけど、少しずつではあるけどいろいろ工夫をするようになった。
宿泊先選びもそのうちのひとつで、「『私の感じる』コスパの良さ」をいろいろ泊まって試したり、新しいものを見たり食べたり体験したりしてはいろいろなことを持ち帰る。
一ヶ月に一度旅に出ることによって、ほぼ強制的に新しい出会いや気付きがあるわけだけど、それでも、何をどれくらい持って帰れるかは、何にどれだけ興味を持てるか、そして気づけるか次第だと思う。
アウトプットの質が違うのは、インプットの質が違うからで、インプットの質が違うのはアウトプットの質が違うから。
社会人経験をそれなりに積んでくれば、よほどのことがない限り、何かについてはプロフェッショナルになれているだろう。でも、実際それを感じられないのだとしたら…。
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