最近よく思うこと。
「あの人仕事はできないけどいい人なんだよね」
「あの人仕事はできるけど、性格悪いんだよね」
よく聞くけど、これって、実際のところはないんじゃないだろうか。
もちろん、得意不得意があるのは承知しているつもりだ。
いわゆる能力の違いだってある。
専門性が高い仕事なら、「仕事ができる」までに物理的にそれなりの修行期間が必要なこともあるだろう。
うちのあざらしくんだって、仕事ではかなりロジカルに話すけど、ネクタイをゆるめてしまったら気の赴くままに適当に話をするし(笑)
ここで言ってるのは、そういう細かいことではなくて、
仕事の基本のキみたいなところ。
納期を守るとか、きちんとホウレンソウするとか、そういう信頼関係のベースになるもの。
信頼関係って、仕事の上での人間関係では特に求められることだけど、私は、仕事とかプライベートとか関係なくて、すべてのベースにあるものだと思う。
基本のキだけで、図抜けて仕事ができるってことにはつながらないかもしれないけれど、
基本のキがちゃんとできていれば、「仕事ができない」という評価にはならないと思う。
ちょっと前の話になるが、プロジェクトで決まっていた担当を全部放り出していきなりプロジェクトから脱退宣言をした人がいた。
どんな事情があったのかは知らない。続けられない事情もあるのだと思う。
「(自分の行動を)無責任だと言われても仕方ないです」って言ってたけど、いやいや無責任以外の何物でもないでしょう。
そんなわけで速やかにその後の対応をしていた私たちに、ある一人の人が「(自分の脱退に)誰も問いかける人はいないんですか?」と言い出した。
びっくりした。
その人の人柄は決して悪くはないと思う。それはそれまで一緒にやってきてよくわかる。
でも、その無責任な脱退がその人の「人柄」もすべてぶち壊した。
「あの人仕事はできないけどいい人なんだよね」という実例があったら教えて欲しい。
私は、仕事上のそのような無責任とか気遣いの無さは、あくまでも「仕事上」のものだとは思えないんです。
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