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【雑感085】自立した子供の具体例

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私の友達の子供は小学校4年生の女の子。

もうだいぶ前のことだけど、彼女と共通の友人とで飲みに行った帰りに「うちの子今日学校の帰りにゲロったらしくてさー」と言っていた。

 

ご主人はその夜は早くに帰れる状態だったので、「私、飲み会の約束あるんだけど、家にいたほうがいい?」という友達が聞いたところ、

「せっかくの機会だから行ってきなよ!」との返事だったと。だから、飲み会に来た、と。

気心の知れた友達なので、「いやーここだけ聞いたら炎上だね(笑)」「だよね!」って言い合ったんだけど、

彼女が言うには「うちは全員自立してるからねー」と。

そっかそういうことか。私がこれを笑って聞けるのも、きっと私の家もみんな自立した家だったからだ。

ちなみにこの彼女は月1回休みを取ればいいほうで、毎日6:00-22:00くらいで働いている。

その働き方からすると、世の中は「子供がかわいそう」な理屈になると思うのだけど、当の本人の子供は「ママ仕事頑張ってね!」モードだ。

 

私は創業社長の家に育ったから、親が仕事で忙しいのは当たり前の環境だった。

私が今それなりに話せるのは塾講師の経験があるからだけど、入社して3日で授業に入れたのは、人前で話す経験そのものはあったからだと思う。

3歳からスイミングスクールで体を作り、忙しい親に話を聞いてもらうためにプレゼン能力を磨いていた私。

のんびり「お子様」を満喫しているクラスメイトの間では当然ガキ大将だったから、常に人前にいた。

この、子供の頃のプレゼンの話をすると必ず聞かれるのが「『どうせ聞いてくれないから、話さない』ってならなかったの?」ということ。

もちろん子供だから、能力の違いというより性格の違いなのかもしれないけれど、私は、親は忙しいからコンパクトに話さなきゃいけないのだと思った。

あと、忙しくてもおもしろければ聞きたくなるだろうと思った。

私に言わせれば、「親なら子供の話を聞けよ」ってなってしまう子供は、親に対しての期待値高すぎと思う。

ちゃんと信頼関係があれば、親が全部頑張る必要なんて無い。子供の頑張る領域があっても何の問題も無いと思う。

実際私は成長するに従って、友人の家庭環境の話を聞くたびに、「なんでそんなに偉いの、子供のくせに」とずっと思っていた。

うちは親が偉いって教わってきたから余計に。

親子とはいえ人間対人間。

忙しいからって言われて、「ママは私のことが大事じゃないんだね」って、何様な論理なんだと思う。

あと、もうひとつ大きかったのは、自分のことで一生懸命だったから、親に不満を抱く余裕なんてなかったこと。

私は子供の頃は子供なりに忙しくしていて、日が落ちるまで外で遊んで、帰ったら(仕事の)手伝いして、宿題やって、眠くなる、という毎日。

正直、自分のこと以外にあまり興味ないのは今もまったく同じ(笑)

他人に対して、「ああしてくれない」「こんなことしやがって」ってのがあまりないって楽ちん。

世の中の人間関係の悩みって、大抵が相手に依存している(甘えている)ことからくるので。

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