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【雑感091】信じて任せることの難しさ

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実際に親になると子供の気持ちがわかるように、実際に若い子を育成する立場になると、上司や社長の気持ちがわかる。

 

私は本当にのびのびと育ててもらえて、若いからこそのやらかしも生意気も、全部上が守ってくれていた。

そして、一方で、私はものすごい負荷をかけてもらっていたのだけど(笑)、この負荷をかけることの切なさとかあぶなっかしさもよくわかる。

つぶれちゃわないかな、大丈夫かな。ギブアップするまでじっと待つべきかな。

社長とはまったく口を利くことがなかったけど(そしてそれが当時は不満だったけど)新人が心配じゃない上司や社長なんていないよね。

今の私は、かつての私のような負荷は絶対かけられない。

いくら現場向きだって言ったって、いくら体力も根性もありそうだからと言ったって、

素人や仕事そのものに慣れていない新人のレベルってものがあると思っちゃう。

 

そういえば、うちの母も、私と喧嘩したときは徹底的に親の義務を放棄した。

自立していない子供は親の言うことを聞けというのが我が家のやり方。

言うことを聞かなかった私に、親の扶養義務を果たす必要はないという見解だった。
(とは言ってもいわゆる「世話」をしないレベルであって、家には食料があったし、家を追い出されることもなかった)

包丁もろくに握れない8歳の子供に対して、今の私はそこまでできるだろうかと思う。

包丁が握れなくても、子供は子供なりにちゃんと考えるもので、同じマンションに住んでいる大人に頼んで野菜を切ってもらっていた。ついでにご飯を食べさせてもらうこともあったし(笑)

 

今の私の基盤を作ってくれた人は、とにかく信じて任せてくれた。

母はともかく社長はそのやり方で私以外の先生をことごとくつぶしてきたのかもしれないけど(笑)、

(ちなみに私が在籍中は新人は誰もそこまでの負荷でやってなかった)

私はだいぶたくましいDNAの持ち主かもしれないけれど、

でも、徹底的できていることそのものは純粋にすごいと思う。

今の私はまだそこまでできない。悔しいけど、まだまだだ。

 

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