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【雑感103】うちのオリジナルとはなにか

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業績をあげている会社の制度とか取り組みを聞くと、「それは御社だからできることで…」といつも思う。

 

それは、その会社に集う人々のレベルの高さや経営トップの覚悟といった人的リソースの問題だとずっと思っていたけれど、

その会社のカルチャーや業務内容だからこそ(できること)という面も大きいことに気づいた。

例えば、先日人事制度の勉強をさせてもらった、(株)CRAZYは、オリジナルウエディングをメイン事業とする会社。

朝礼で60-70人くらいの社員を前に「シェア」をするとか、握手して1日を始めるとか、聞いているといいなーと思う取り組みがたくさんある。

みんなの前でシェアする(=自分の話をする)なんて、それなりに能力がある人じゃなきゃできないと思っていたけれど、

どこにもない、その人達だけのオリジナルなものを提案し、作り上げていく仕事だからこそ、人前で話すことなんて当たり前のようにできなきゃいけないということなんだ。

能力として、というより、その会社が大事にしていることを日々実践しているってことなんだろう。

そう考えると、うちのオリジナルって何か。

シェアの文化も握手の文化も素敵だけど、うちではそれがものすごく大事かと言われたらそうでもない。

裏方仕事だもん、シャイな人も多いし、言葉に対する敏感さもないし、仕事の合間でちょっとしたコミュニケーションは普通に取るので、なにも朝礼でみんなの前でやらなくてもいいわけで。
(私がそういう文化をいいなと思うのは、やっぱりうちの業界とは反りが合わないんだろうか)

というわけで最近それをよく考えていたのだけど、まずは、「信頼」を育成のキーワードにしよう。

これなら能力関係ないし、「本番」という概念がある私達の仕事のうえで一番大事なことだから。

 

 

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