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【雑感108】区切りをつけて、次に進むこと

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今回の改元。

仕事上かかわる方はともかくとして、私達一般市民は盛り上がっている人とピンとこない人とで分かれたと思う。

もちろん元号なんて日常生活ではあんまり関係ないし、

天皇がお父さんから息子に引き継がれるよりも、内閣総理大臣が誰になったという方が生活に直結するだろう。

だから、今回のことを「実感」できるかというのは、ズバリ感性的なものなんだと思う。物事に意味づけする力というか。

 

新しい年に目標設定をしようという発想と似ていると思う。

大事なのは切り替わったことじゃない。

一つのことに区切りをつけて、次に進むというサイクルを自分の中に作る、そのことは短い単位でも長い単位でも大事なことだと思う。

午前と午後の切り替え、1日のはじまりと終わり、1週間の締めとはじまり、一ヶ月の区切り、季節の移り変わり、上半期の終わり、年末年始、そして元号が変わること…。

区切りを自分でつけるたびに、小さなリセットが起きて、またスタートする。

私達はすぐに歩みが止まってしまうから、こういうリスタートのきっかけはたくさんあるにこしたことはない、と思う。

歩みが止まって気づいたら一ヶ月、半年、一年、数年…なんて人生の無駄遣いをしないように。

 

 

 

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