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【雑感110】ときめく買い物してたって変われない

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今年は、新しいことに挑戦することを目標にしている。

 

そうは言っても、いきなり会社を辞めるとか、いきなり引っ越すとかそういうのは難しい。

だから、「二択ならやったことないほうを選ぼう」みたいな感じ。

1日でかけて外食2回するなら、そのうち1回は初挑戦のところを選ぶとか。

あるいは、ソウルでコスメショップに興味を持ってみる、とか(笑)

 

例えば、3月の一泊二日の香港旅行。

なぜか帰りの便は預け入れ手荷物ありのコースを選んでしまったたため、テーマを買い物にした。

(このテーマが「買い物」も、私にとっては新しいこと)

今まで行けなかった高級スーパーをいくつかまわったり、個人商店をまわったりして、気になるものは買ってみようと。

今までの旅行だってスーパーに行っては調味料などいろいろ買っているので、まあ歩けばなにか見つかるだろう、とピックアップしておいたスーパーをひとつひとつめぐった。

ところが。

2日目最後のスーパーを軽いリュックのまま回ってやっと気がついた。

香港は別に香港料理があるわけでもないし、輸入に頼っているので、香港ならではのものがない。

そういう状況での「新しいもの」「気になるもの」は普通にしてたら見つからない、ということに。

「なにこれー面白そう!」と思えるのは、普段の自分の半径の枠内だから。

つまり、意識的に自分の外にある面白そうスイッチを探さなきゃいけないんだ。

そうは言っても絶対使えないものは買っても意味ない。

どうでもいいものを適当に買うんじゃなくて、

絶対自分の傾向では憧れるだけ憧れて行動に移さないものはもちろん買わないで、

自分にとって、今後を変える「新しいもの」はなんだろうかと意識的に探すのだ。

別に義務感って意味ではなくて、「変わる」というのはそれほどに難しいこと。

ときめく買い物だけしてればいいなら、それは「変わる」にならないのではと思う。

 

結局、香港では、イギリス資本のマークスアンドスペンサーで買ったティーバッグがリピートするくらいマイヒットになった。(イギリスだからお茶、くらいのテッパンな気持ちはあったけど)

SIMカードを買ってみたら、普通に使えた。今までのモバイルWi-Fiへのこだわりはなんだったんだ。

あまりにも近すぎるがゆえに避けていた日帰りソウルは、結局眠いには眠いけど、今までで一番リピしたくなった。

残念ながら読みどおりでありつつ、それを超える発見があるなんて。だから6月に今度こそ定刻で(笑)

個人旅行に慣れた今ならバスツアーなんて面倒くさいだけだと思ったけど、クラブツーリズムで検索したら、ツボな企画があった(笑)

自分に合わないと思ったことにひととおりまた向き合ってみたら、また、おもしろい発見があるかもしれない。

 

 

 

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