バスに乗るときは、となりのバス停まで歩くことにした。
運動習慣の最初の一歩としてはよくある話だよね。
ところが、
約1000歩。時間にして約7分。500m。
…。。意外と数が稼げない…。
健康管理としての歩数管理なら、10,000歩は行きたいところ。なのに、こんなに普段とは違う動きを入れても、1,000歩アップのみ…か。。
だけど、ちょっと出かけたらあっという間に15,000歩になる。
特に、東京は町のサイズが大きいので、渋谷新宿池袋レベルに行くと、駅の向こう側に行くだけでも結構な歩数になる。
つまり、日常の範囲内でのちょっとした心がけで出来るものって、現実はたかが知れていて、
完全に日常の外に出てしまうと、そんなに気合が入ってなくても実際は動けていることになる。
これって他のことにもきっと言える。
日常の範囲の外では、本当にちょっとしたチャレンジであっても、大きなチャレンジになるんだろうな。
逆に日常の範囲内では、どんなに頑張ったところで、ブレイクスルーにはならないんだろうな。
年始に行った日帰りソウルでは、森の中のチムジルバンに行ってみた。(上の写真)
ソウル一番の繁華街の明洞にはチムジルバンは小さいけれどたくさんあって、日本語もバリバリ通じて、予約も取れる。
そういう便利な場所はすぐ近くにあるのに、私はバス停を30分かけて探し回り、ハングルだらけの路線バスに乗って、
やっと着いた先はもちろんそこまで衛生的ということでもなくて、コミュニケーションは全てジェスチャーで。(看板には日本語あるけど、1ミリも通じません…)
そこまでして行ったけど、私は別にチムジルバンに絶対行きたかったというわけではないから、途中諦めたくなることは何度かあった。
だけど、ただその場所に行くだけでこんなにも達成感があるのは、日常生活ではないからなんだろうな。
ハングルだらけのバスに乗るのも、もちろん段階を経ているわけで。
まずは日本の旅先から。(私は採用の仕事で各地でバスに乗りました)
そして、海外は、英語表記や漢字表記など、読み取れる国や地域から。
次は、アナウンスが聞き取れる場所。
その頃にはグーグルマップでバスのルートをおいかけることを覚えて、グーグルマップでバス停も探せることも覚えて。
上り下りを何度か間違えて、どうすれば間違わなくなるのかを学んで。
そうやって、小さな「できる」を積み重ねるのは、最適化を追求したくなる日常ではなかなか難しい。
というわけで、旅に出ましょう(笑)!
今は海外にはいけないけれど、国内でも日常生活の想定の範囲内から飛び出すことが大事だと思う。
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