ベーグル屋さんを始めて、いろんな質問をいただきましたので、お答えしていきます。
「なんでそもそもベーグルを自分で焼こうと思ったの？」
週７外食だった私のことをご存知の方や、私がまるでそういう雰囲気がないことからよく聞かれます
確かに自分でもパンが焼けるなんて思っていなかったので自分でもびっくりしているのですが(笑)、なにか物事を始めるきっかけなんてささいなことが多いのではないでしょうか。
細かく言えばいろいろありますが、シンプルに言えば、できると思ったから。
パンとかお菓子は無理でも、何かを挟んで食べるのが一般的なベーグルなら、挟むものでごまかせばいいや。
バターも牛乳も使わないシンプルな材料なら、私にもできそう。
まあそんなもんです。
過去にも作ろうと思ったことはあったんです。レシピ本も買いました。
だけど、入っている具材や仕上がりがいちいちオシャレで、レシピ本は速攻観賞用に…(笑)
↑生まれてはじめて焼いたベーグル。
じゃあ、今回は何が違ったのか。
いわゆる、都合の問題もあります。
私がいつもベーグルを買いに行くテコナベーグルワークスは、平日でもOPENからわずか４時間もしないうちに完売してしまうほどの人気店。instagramによると１日1,300個焼いているらしいです…それでも買う人が押し寄せるから追いつかない。
実際、私も行けたときは10個くらい買いますし。
緊急事態宣言を受けて、週４の営業になり、店内に入れる人数も絞ったせいか、いつも以上に行列になっているようです。
並ぶのが苦手だし、地味に交通費がかかることもあって、私にはちょっと縁遠くなっていました。
今回、「やってみよう！」と思った一番大きなきっかけは「私はテコナベーグルワークスでは、基本プレーンベーグルを買っている」という事実に気づいたこと…(笑)
テコナは基本１コで完結するタイプの、具だくさんベーグルが売りです。私もそれが大好きです。
だけど、それだけに、高さが出るのでどうしてもリベイクしにくかったり、手間ひまかかっているフィリングが入るとどうしてもそれなりの値段になります。
だけど、プレーンベーグルならお手頃だし、テコナのプレーンベーグルはほんと他のお店よりも図抜けておいしいんです。
だとすれば。
プレーンベーグルがそこそこおいしいのさえ作れれば、「私にとっては」それで十分満足なんだ。
そのことに気づいたら、できない理由がなくなった！
普段、個別講座で受講生に突っ込んでいるのを、自分にも突っ込んでみたら、動けるようになりました。
毎日更新しています！
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