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【雑感237】課題発見はただじゃないよ

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自己啓発の講座をやっていて、一番の課題は、問題解決だと思っていました。

だから、こうすれば結果が出るという【答え】を作ることに必死だったし、それをどのようにパッケージにするかとか、どのように伝えればいいのかについてずっと考えていました。

だけど、実際に一番難しいのは、本人に【課題】だと気づいてもらうこと。

例えば、人はなかなか自分のことを客観的に見られません。

実際の実力以上に自信をもってしまったり、実際の実力はあるのに相応の自信を持てなかったり。

他人から見たらただの言い訳が、自分の中では立派に【理由】として成り立っていたり。

あるいは、【他人】からの指摘を受け入れることなく【自分】で解釈した結果、「それは誤解です」とか「それはこういう事情があって」などと【相手が間違っている】という捉え方をしてしまう。

そんなのないって言ってるあなた、まさにそれが客観的に見られていないってことです(笑)

このように、自分のことを客観的に見られないのは誰もがそうですが、なかなか自分で気づくことは難しいし、他人が教えてくれることもありません。

そこで、お金を払って教えてもらうことを考えます。

客観的に見られていないことそのこと自体が大きな問題ではありませんが、客観的に見られていないということは、他人の評価と自己評価に乖離があるということを意味します。

前提となる認識に乖離があるということは、意思疎通にも当然乖離が出てくるはず。

そうなってくると、当然その人との関係性も良くなるはずもなく…。気づけば、状況がどんどん悪化していきます。

そうして、私のパーソナルコーチングに行き着きます。

しかし、その状態まで放置した段階ですから、そりゃあ多少は(実際はそれなりには)耳の痛い指摘をせざるを得ません。

ですが、耳が痛いわけなので、感情的に傷ついてしまうと、「陽子さんに傷つけられた!」となってしまって、その後の話はまるで入ってこない…という展開になりかねない。

だから、私は個別での講座についてはそれなりの金額(90分で教材10年プロジェクト体験料込で20,000円)で提示しています。私の講座の中身だけではどうにもならず、「(それなりの金銭的負担を伴うから)タダでは帰れない!」という環境や気持ちが大事なのです。

課題の発見も、それを受け止めることも、タダじゃありません。それは、それなりの価値があることは当然として、意志の力だけではどうにもできないからです。

まあ受講生の中には金銭的余裕がありすぎて、お金をお支払いいただいている効果があるのかな?と思う方もいらっしゃいますが…。(【課題】だと気づいてもらえていない)

 

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