10年プロジェクト、特にコーチング練習会と目標設定勉強会では、他人にフィードバックしたり質疑応答(を通じて他人の考えていることを明確にする)というコミュニケーションを頻繁に行う。
こう言うとちょっと引いてしまう人もいると思うけど、ある意味その反応は正しくて、日常生活ではなかなかこういうコミュニケーションは取れないだろう。
なぜなら、いずれも、いわゆる【ツッコミ】というべき、相手に差し込んでいくニュアンスが強くなるコミュニケーションだからだ。
ただ単に自分の意見を言うだけでも、苦手意識を持つ人は少なくないだろう。
しかしここではそれではまったく足りない。「それってどういうこと?」と言えなくてはいけない。
難しい理由はいくつかある。
先日の勉強会では、どうしてそれらが難しいのかという問いかけをした。
相手に意見を伝えるための3つの壁はだいたいこんな感じだ。
①相手への信頼感が足りない
②言いたいことをうまく表現できる力が足りない
③自分の考えに自信がない
どれも共感を得られる理由だと思う。そしてさすがにこれを言い訳扱いするほど私も鬼ではない(笑)
じゃあ、どうすれば解決できるだろうか。
個人的には、これらを克服する努力は必要だと思う。だけど、そう一朝一夕に身につくものでもない。一生続けていくことだと思う。
なら、どうすればいいのか。
私の回答は、スキル的なところよりも、気持ち的なところに意識を向けることだ。
具体的には、相手(の曖昧なところや不足しているところ)に【ツッコミ】をいれるというよりも、
「自分はこう思う」とか「私にはこう聞こえる」などの、自分の思考や内面を開示するというニュアンスで捉えてみることだ。
このレベルだと、話を聞いていて少し感じた違和感程度で「ここまで聞いてきて私が思ったことを言っていいですか?」と前置きして話せば、目のつけどころが良ければ結果的に【ツッコミ】になる。
自己開示は、なにもこういうレベルのコミュニケーションでなくても、基本レベルで必要なことだから、そうハードルは高くないし、これが高いというレベルでは、しっかりトレーニングをする必要があるだろう。
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