子供の頃から、やれば出来ると思ってきた。
誰に褒められたわけではないけれど、というか、普通の家庭よりもよっぽどだめ出しされてきたけれど、自分にはできないなんて、ほとんど思わなかった。「自信がない」という単語を知ったのは、それこそ、ここ10年くらいの話かもしれない。
自分でも不思議である。冷静に考えればツッコミどころ満載だ。
自分よりも知識も経験も圧倒的に豊富な大人たちを前に「ん〜でも私はそうは思わないし」とまったく揺らがなかった。別に斜に構えた子供ではなくて、むしろ大人ってすごいなあと素直に感動していた子供だったのに。
並の人以下な自分は人の倍努力しなきゃと思っていたけれど、人の倍やれば足りるとは思っていたし、それだけの物量を自分にやりきれるかなんて考えたことは未だに無い。
「今できなくたって、次回できればいいんでしょ」って、次回できるかわからないのに。多少の成功体験はそりゃあもちろんあるけれど、多少でしか無いのに。
こういう自分を振り返ると、私も十分感情的で思い込みが激しいなあと思う。
たまたまこの思考がいわゆる「前向き」と言われるもので、愚直にトレーニングを積み重ねるという行動に出ているから結果につながりやすいから、いいものの。
令和の今だからこんなに偉そうにしていられるのだろうけど、ちょっとサムライの世界に行ったら速攻処刑されて終わりだ。
自分が信じてきた理念?の、そのあまりの絶対的な強さに、それを信じて積み重ねてきて今まさに積み重ねている私自身がちょっとひるんじゃってる。
若い頃はそんなことまったくありえなかった。少しは自分を相対的に見られるようになったってことなのかなあ。
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