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【雑感248】採用は悩むことが仕事かもしれない

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新卒採用は難しい。

学生だから、ものを知らないのも経験が少ないのも、仕方ない。

私達だって、新卒で入社した頃からものすごく成長したから今こんなに上から目線なだけで、就活当時は本当に笑っちゃうくらい何もできなかったはずだ。覚えてないだけ。

だから、採用する側は、今何ができるかも大事だけど、「これからこの学生は伸びるだろうか?」をかなり重要な判断根拠として採用することになる。いわゆるポテンシャル採用ってやつだ。

面接の内容や採用のプロセスを工夫するくらいしかできていないけれど、今の所弊社は内定辞退は今までに出たことがないし、1年以内に退職する社員はほぼゼロだ。

見抜くべき対象は、【これから伸びる学生】かどうかだけではなく、【弊社で(最大限に)伸ばせない学生】ではないことも大事になる。

これから伸びる学生であっても、その環境が弊社なのかどうかまで見えてこないと、採用するわけにはいかない。

これを(弊社を志望してくれている)学生本人が感じることは難しいので、採用サイドで判断しないといけない。新卒の大事な大事な数年を、無駄にするわけにはいかない。そんなの、学生にも会社にも申し訳ない。

「もし○○だったら…」ということは現実には存在しないので、私や学生の判断が正しかったのか間違っていたのかわかる機会は、直接はやってこない。

だから、効果測定が難しいぶん、自分の決断や自分のものさしに自信を持たないといけない。

だけど、自分の判断に絶対の自信を持つのもまた違うと思う。私の役目は、学生の可能性を短時間で引き出すことであって、人を裁くことではないのだから。

悩むことをやめたとき、私は裁判官になっていると思う。

 

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