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【雑感252】「励まし合って頑張ろう」の難しさ

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10年プロジェクトの定番企画に、年間目標設定プロジェクトがある。

今年は、個人の目標達成だけでなく、「みんなで達成しよう」とか「メンバー同士で励まし合おう」というように、チームでの取り組みに挑戦している。

ところが、これが、初っ端から難航しているのだ。

「励まし合って頑張ろう」がこんなにも難しいなんて。私の考えが甘かった。

 

大前提として、励ます対象は、困っていたり、気持ちが折れそうな人だろう。

そんな人が目の前にいたら、その人に声をかけてあげることは誰にでもできる。

だけど、実際のところは、困っていたり、気持ちが折れそうな人の特定がまずできないのだ。

たとえば、会社だったら欠勤続きの人はすぐに特定できるけど、オンラインコミュニティで欠勤している人の特定は、実際には難しい。普通そこまでみんなのことを監視なんかしない。

そして、渦中にいる人は「今困ってます、心が折れそうです」なんて普通言わない。それは決していいことじゃないけど、それが言えたら、おそらく困ることそのものがないのが現実だろう。

年末年始の時期に、しばらく顔を出してないメンバーがいたのだけど、何人もいれば気づくと思ったけど、これが、気づかない…。

たとえば、私が不在だったら絶対誰か気づくだろう。そして、実際のところは、私みたいな人間は欠勤しないし困らない(笑)

そういう意味では、困りそうな人ほど、その存在感が薄くて、周囲の人は困っていることに気づけないものなのだ。

では、仮に、気づいたとしよう。

それでも、声をかけることはなかなかできない。

なぜなら、その言動は、その人の思う所あってのものだと周囲は考えるからだ。

コミュニティに顔を出さなかったら、「忙しくてそれどころじゃないんだろうな」と普通は考える。(10年プロジェクトは忙しいときほど参加するものなのにね💦)

忙しいところに、「最近コミュニティに顔だしてないですね」って言えますか?責めていると思われないかな、とか、ウザがられないかな、とか、いくらでもやらない理由が出てきますよね。

「励まし合って頑張ろう」って、こんなに難しかったのか…。私にとってはごくかんたんなことなだけに、ちょっと、想定外だった。どう立て直すかな。

 

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