10年プロジェクトの定番企画に、年間目標設定プロジェクトがある。
今年は、個人の目標達成だけでなく、「みんなで達成しよう」とか「メンバー同士で励まし合おう」というように、チームでの取り組みに挑戦している。
ところが、これが、初っ端から難航しているのだ。
「励まし合って頑張ろう」がこんなにも難しいなんて。私の考えが甘かった。
大前提として、励ます対象は、困っていたり、気持ちが折れそうな人だろう。
そんな人が目の前にいたら、その人に声をかけてあげることは誰にでもできる。
だけど、実際のところは、困っていたり、気持ちが折れそうな人の特定がまずできないのだ。
たとえば、会社だったら欠勤続きの人はすぐに特定できるけど、オンラインコミュニティで欠勤している人の特定は、実際には難しい。普通そこまでみんなのことを監視なんかしない。
そして、渦中にいる人は「今困ってます、心が折れそうです」なんて普通言わない。それは決していいことじゃないけど、それが言えたら、おそらく困ることそのものがないのが現実だろう。
年末年始の時期に、しばらく顔を出してないメンバーがいたのだけど、何人もいれば気づくと思ったけど、これが、気づかない…。
たとえば、私が不在だったら絶対誰か気づくだろう。そして、実際のところは、私みたいな人間は欠勤しないし困らない(笑)
そういう意味では、困りそうな人ほど、その存在感が薄くて、周囲の人は困っていることに気づけないものなのだ。
では、仮に、気づいたとしよう。
それでも、声をかけることはなかなかできない。
なぜなら、その言動は、その人の思う所あってのものだと周囲は考えるからだ。
コミュニティに顔を出さなかったら、「忙しくてそれどころじゃないんだろうな」と普通は考える。(10年プロジェクトは忙しいときほど参加するものなのにね💦)
忙しいところに、「最近コミュニティに顔だしてないですね」って言えますか?責めていると思われないかな、とか、ウザがられないかな、とか、いくらでもやらない理由が出てきますよね。
「励まし合って頑張ろう」って、こんなに難しかったのか…。私にとってはごくかんたんなことなだけに、ちょっと、想定外だった。どう立て直すかな。
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