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【雑感256】おひさまようこベーカリー1周年

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初めて自宅でベーグルを焼いたのが、2021年の3月4日

そんなわけで、おひさまようこベーカリーは一周年になります

丸めた生地に親指突っ込んで成形していたあの頃から、月に2回焼きながら季節が一回りしました。

冬場の今は夏とはまた違った条件になることも、こうやってひとまわりするとわかります。

これはパン作りに限らずなんでも言えることで、習慣化の難しさはここにあると思っています。

短い期間続けることは気合いや根性でどうにかなります。

だけど、長く続けていくと、環境や条件が変わってくるので、その中でどうやって折り合いをつけていけばいいのか試行錯誤していく必要があります。

おひさまようこベーカリーは自分以外の方に食べていただく機会も多いので、常に安定して同じものを作り続けられるように、自宅用の在庫がそれなりにまだあっても、最低でも月に2回焼くペースは崩さずにきました。(自分用のも下手になったら続かないので、練習を続ける必要はやっぱりあるけど)

冬場なので、水分量や発酵時間などを変えたほうがいいことはなんとなく想像できるけど、それがどれくらいになるのかはまったくわかりません。

そして、フレーバーもいくつかあるので、それによっても調整の内容はまた変わってきます。なので、たくさん焼いて冬場レシピを作っていきました。

私はベーグルを焼き始めたときも、ひたすら練習しまくって短期間でうまくなりました。そのときも、そしてこの1年もかなりの物量を焼き続けたのですが、これ、ふつうの人にはなかなかできないと思います。

なぜなら、焼きたい(練習したい)物量に、消費のペースが追いつかないから。

そうなると、「以前焼いたものがなくなってから次のを焼く」パターンになってしまうので、消費状況によっては月2回をキープするのは現実的には難しいと思います。うちの場合、あざらしくんも食べますが、いつも同じものを食べるので、あんまり練習にならない(笑)

なので、私は、練習量を確保するべく、会社で配るほか、手土産で持参したり家族に配ったりしています。(販売できる物量だと今度は時間が取れないので販売は休止しました)

こうまでしないと物事を続けることって難しいのが現実だと私は思います。「時間やお金を投資してまで…」と思うものは、結局続かないものです。

自分でパンを焼くと原材料費しかかからないのでとってもお安くできますが、実際のところは練習のぶんの時間と材料費もかかる。

私がベーグルを自分で焼こうと思った最初のきっかけは、通っていたおいしいベーグル屋さんの買いにくさ(営業日が少ない&並んでいる)だったのですが、自分で焼いてみると、そもそも外でパンを買わなくなるだけではなく、行列してでも買うという選択肢も理解できるようになりました。

後者の発見は、まさに行動&継続したからこそ得られた視点かも。

 

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