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【雑感258】有能プレイヤーが無能管理職になるわけ

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前回、コーチング練習会に管理職の方が減ってしまった話を書きました。

【雑感257】86,600ポイント失効のその後

自分の講座のクオリティを棚上げしておいて、よくもまあこんなことを…と言われてしまう内容かもしれません。でも、バリキャリ管理職の方って、「こういう上司だったら、そりゃあ部下は萎縮するよな〜」というような雰囲気が漂っているのも、事実なんです。

かつては私も、「基準以下の人になんで合わせなきゃいけないの?」と思っていたし、その自覚があるからこそ、管理職になる前にプロコーチの資格を取りました。自分のことよくわかってるでしょ?(笑)

でも、コーチングを学べばいきなり他人の基準を受け入れられるわけでもなく…。

質問の技術を学んで取り入れているつもりだったけれど、実際の場では、なかなか質問に答えてくれることはなく…。「えっ、そんなこと言われても」とよく言われたもんです。

今でこそ、言えます。

部下に話を聞こうと思っても、何も言ってくれないのは、上司に問題があるからです。

そして、それは、質問のスキルが足りていないからではなく、そもそも部下とのコミュニケーションが成り立っていない、もっといえば、信頼関係ができていないからです。

自分が若手の頃は、自分の話を聞いてもらえる環境は幸せなことだと思っていましたが、そんなこと(不満に)思っているのはたぶん私だけで…。バリキャリタイプの人はたぶん共感してくれると思いますが、わかってくれる人にわかってもらえればあとはもういいやって人も少なくないのだと思います。

当時の私は「あんたなんかの話を聞いてやってんだからね、私はあんたより仕事できたけど、なんも聞いてもらえなかったのに」と思っていました。だから、それが伝わったのでしょう。

でも、これは、実際に息を吸って吐くように質疑応答が自然なコミュニケーションとしてできるようになった今だから認められること。

私は毎月若手とは個人面談をやっているのですが、「陽子さんは話を聞いてくれる」とみんないいます。

それは、純粋に最後まで聞くというだけでなく、質問してくれるから考えるという意味でもあるようです。

いやーここまで来るの大変だったわ…

 

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