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【雑感265】母の日なので、母親との関係を考える

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今日は母の日。

うちは、母の誕生日が5/3なのもあって、誕生日と母の日を兼ねて、毎年この時期に何かしらやります。

今年はGWに沖縄にダイビングに行って、先生やなじみのメンバーたちからお祝いしてもらっていました。

私のあふれんばかりの好奇心は母譲りだと思うくらい、まあたっぷりな人なので、新しいことやアクティビティをリクエストされるのですが、そんなに毎年毎年ネタがあるわけでもなく…(笑)

スカイダイビングとかキャニオニングとか、エアーズロックにのぼる↓、とかやりましたねえ。

今年は、つい最近会員になったコストコにみんなで買い物に行って、あれこれデリカを買い込んで食べよう計画を立てています。

今回はおとなが5人も集まるからいいけれど、特にそういうこともないのであれば、ほぼ一人暮らしでコストコなんて…と思うのが普通の70歳なのでしょうが、うちの母は買うか買わないかはともかくとして、「おもしろそう!行ってみたい!」と言ってくれます。

母は私の提案にはいつも乗っかってくれるのはもちろんのこと、自分からもあれこれ言ってきます。

まだそこまで普及していない2016年12月段階で格安ケータイに変えたいと言い出し、私もあまり詳しくなかったから調べて、契約しました。当時はほとんど使わないから、3大キャリアの高い基本料金が無駄という話だったのですが、Youtube全盛の今はパケットがんがん使うので、20GBで契約しています(笑)

また、好奇心旺盛だからなのか、年齢の割に柔軟性があるからなのか、なにか突発事項が起きてもわりと騒がず「そうなんだ」で対応してくれます。

私の海外旅行史上最悪の上海足止め事件(しかも往路も復路も)のときも、母と旅行中でして、「あのね、今日は上海での乗り継ぎに間に合わなかったから、泊まりなの」と言っても「そうなんだ」で終了。私が適当におさえたそのホテルがクモの巣だらけだったので眠れなかったみたいですが、文句ひとつ言いませんでした。(私は爆睡していたので心底驚いていたらしい)

まあそんなこんなで、40過ぎても母のバースデーイベントなんてやっている私は親には恵まれていると思うのです。

でも、こうやって長続きしているのも、父が会社を創業して、幼少期の頃から私は母と物理的に過ごす時間が少なかったことが一番大きいのではないかと思っています。

高熱で寝込むことも少なくなかった子供でしたが、親が付き添わないことのほうがデフォルトだったそうです。舞台幕を縫えるのが母しかいなかったから、「子供の具合が悪いから会社を休む」なんてことがあり得なかったのです。

そういう話をするとたいていの場合はかわいそうがられてしまうのですが、そういう親子ほどベッタリしすぎてお互い自立できていないものです。(というかかわいそうがる親子でいいなと思う人に会ったことない)

そもそも子供だし具合悪いもうろう状態だからなにも覚えていないし、物心がつく頃には、親の監視がなく好き勝手にいろいろできるという子供には最高の環境だしで、もう感謝こそしてもかわいそうなんて本当に意味がわかりません。

ただ、この環境は、父が創業社長で死ぬほど忙しかったから、本人の意思はともかくとして、強制的に子供との時間が少なくさせられたからこそ生まれたものだったなと思います。

母の年代の女性たちは、専業主婦に近い立場の方のほうが圧倒的に多くて、そのベッタリした関係しか選択肢が事実上存在しなかったのだと思います。父親もモーレツサラリーマンだったりして、余計母子の関係も近くなるでしょう。

時代が変わって、母と娘では、女性の生き方がまるで変わりました。

だから、母と息子よりも、母と娘のほうがきっとうまくいかないことが多いのではと思います。

受講生から母と娘の関係がうまくいかない話を聞くといつも話すのが、お母さんは専業主婦でずっと生きてきたこと。「なんで専業主婦?」って思うのかもしれないけど、うまくいってない母娘関係のところのお母さんは専業主婦がほとんどなんです。お母さん本人は自覚ないかもしれないけれど、長らく働かずに家で女王様として君臨してきた人の社会性のなさは、ずっと働いてきた私達にとっては言動ひとつひとつにいちいちイラッとするのが当たり前(笑)

親だからと言って、神聖化するのはやめましょう。

そして、現在お母さんの方、しっかり子供との距離をとりましょう。働いているのなら、業務時間はしっかり仕事に専念するのは当然として、子供が大きくなるまでの経済的基盤を盤石にするためにも、しっかりスキルアップ&キャリアアップをしていけるよう、業務時間外もコツコツ積み上げていきましょう。

 

*写真はいずれも、シドニーでの妹の挙式に参列するために行ったオーストラリア旅行のときものものです。

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