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【雑感271】緊張しちゃってできない話

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私の講座では、受講生に発言してもらう機会が多い。

コーチング「練習会」はもちろんのこと、ある程度講義形式のものでも、シェアタイムがあるので、なんらかの発言をするのが基本の参加スタイルになる。

そうなるとよく聞かれるのが、

「緊張しちゃって」という話。

確かに、その方の発言からはいろいろなものが見えてくる。

その方の価値観、ボキャブラリー(知的水準)などなど、本当にちょっと話せばだいたい見えてくる。

だから、丸裸にされてしまう恐怖感というか羞恥心というか、そういったものがあるのは自然なことだと思う。緊張するのも、ある程度当たり前だ。

発言をすることで主催者に質問したり参加者の意見を聞いたり、という個別の体験は、ただただ聴衆でいるときに比べると何倍もの学習効果があるから、勧める。勧めるけど、無理強いはしない。だって、見えちゃうんですもの。あれもこれも(笑)

発言をする難しさはよくわかるつもりの私だけど、講座を主催する立場なので、誰よりも発言を聞かれる環境にある。

コーチング練習会のコーチ役で緊張するのはわかるけど、私がコーチ役をやるときのクライアント役の人まで緊張する、とおっしゃるのでなんとも複雑な気分だ。だって、自分で言うのもアレだけど、勉強会の参加費で私のコーチングを受けられるなんて、なんてお得なんだろう…と思うから。

そして、「5分間コーチング」という限られた時間できちんと成果を出したり、「お手本」を見せなければならない。そのプレッシャーもそれなりにある。みんな、私の一言一句を漏らすまいと聞き耳を立てているのだから。(しかも自分で「よく聞いてね」とあおるし笑)

講座なり若手指導なりでこうして緊張しているので、毎日それなりに疲れる。よく受講生から「無意識で話しちゃう(聞いちゃう)んです」と言われるのだが、私は一言一句全部意識して意図的に行っているので、そりゃあまあそれなりに疲れます。

正直、シンプルに本番に強いか弱いかという話をするとしたら、私はそんなに弱くはないと思う。塾講師時代もたいして経験がないわりには、わりとスムーズに入っていけたし、むしろ準備をどんなにがんばっても、本番のほうがパフォーマンスが良かった。

でも、これも、子供の頃からずっと人前に立ったりなにかの代表として振る舞うことが多かったから、それなりにトレーニングしてきたからだと、自分では、思っている。

 

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