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【雑感272】徹底した準備

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予備校講師は、授業の予習をします。

特に新人時代は、実際の授業時間の何倍もの時間をかけてしっかり準備します。

授業で話すのは予習の物量のわりにはほんの一部になりますが、それだけ徹底した準備をするのが当然だと、先輩や上司から学びました。

だけど、私は、本番が一番完成度の高い授業になってしまう傾向があって…。

どんなに事前にしっかり予習の時間をとっても、だめでした。

私はそのことをあまりいいことだと思っていませんでしたが、当時は自分の成長よりも与えていただける機会のほうが物量も難易度も圧倒的に高く、それについていくのが精一杯で、改善することができないまま、職場を去ることになりました。

そして今、個人で講座をやるようになってからもう8年になりますが、いまだに本番が一番パフォーマンスが良いという状態は変わらず…。

ベストのパフォーマンスをするために、徹底した準備をする。

たくさんの経験を積むことができるようになった今は、普段の蓄積を大事にしています。

学生や若手、受講生とマンツーマンで話す機会がたくさんありますが、「こうすればうまくいく」やり方にこだわらず、いろいろ試してみては、思ったように相手の意見を引き出せなかったり余計な時間がかかってしまったり。

失敗は悔しいし、反省することもたくさんあるのですが、長期的に見れば、こういう失敗の数々も私には必要な蓄積であり、次に価値のある講座を行うための準備になると思うのです。

講座の前にしっかり準備することも大事ですが、私の場合は、日常のひとつひとつのことがすべて準備につながると思っています。

 

 

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