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【雑感284】価値観は、根幹が同じなら、多少は合わないほうが良い話

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先日、同じ会社で働くいとことミーティングをした。

そのときに私が話題に出した案件の対応について話をしているとき、彼と私の意見が合わなかった。

とは言っても2つの考えが彼は6:4で私は4:6くらいの違いで、僅差の1番と2番のふたつの考えがお互いに順位がひっくり返っているくらいのものがほとんど。

それくらいの違いならば、むしろ合わないほうがいいと思っている。二人の幹部がまったく同じ考えになるのは危険だ。

考えが(多少)違ったほうがいいと思えるのは、根幹が一緒だという自信があるから。

例えば、そのときはこんなことを言っていた。「あいつ(=某社員)はさ、今の自分があるのは、うちの会社のおかげだっていうのを、どんだけ考えているのかな」と。

いとこからは同じ話を過去にも聞いたことがあり、彼が次期社長になることを受け入れている(?)のは、今の自分があるのは会社(社長)のおかげだからだと言っていた。

この感覚は私もすごくわかるところ。

サラリーマン家庭の方には、職業選択という憲法で認められるレベルの人権が保証されていない(と言うと言い方悪いけど)私の人生はとても窮屈でプレッシャーに感じるかもしれない。

だけど、今の私があるのは、間違いなく会社や会社にかかわるみなさんのおかげ。

自分を育ててくれた会社を見捨てることなんてなかなかできない。社長の息子や娘ってこういう感情みんな大なり小なりあると思う。

他にも根幹が同じだと思う理由はあるので、安心できる反面、安心しきってはいけないと思う。

だから、日常から、忙しいとわかっていても今日は現場だとわかっていても、気になることがあれば、「電話ちょうだい」とLINEする。(社用携帯はガラケーなので本当に忙しいと既読つかないので遠慮なく送れる)

価値観が多少は合わないからこそ、こうしてすり合わせの努力ができると思う。

 

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