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【雑感287】気づけばどうしようもなく頑固になっている現実

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いろいろな技術が発達してきて、今まで以上に「年齢は関係ない」と言える世の中になってきたと思う。

実際私が若い頃の40代ってめちゃくちゃおばさんのイメージあったけど、今43歳の私は思った以上にそんなに変わらず過ごせている。うちの若い子はまだ20代。私を見て「40歳だって意外とイケるもんなんだなあ〜」って思ってくれたらいいんだけど。

話がそれました。

確かに年齢を言い訳にしたり、年齢でがハードルになることは少なくはなっているけれど、でも少なくなっているだけで、確実にそれは存在する。しかも、本人が気づいていないところで。

例えば、私の受講生は、学びたくて成長したくて来てくださっているはずだが、話したことを理解したり実践したりするのには小さなことでも3年〜10年くらいのスパンでかかるようだ。

講座をはじめた最初の頃は、自分が習得するのにそんなに時間がかからなかったこともあり、そこまでかかるとは思っていなかった。

私は自分が「良くなればいいな」レベルではなくて、ものすごく切実に変わりたいと思っていたので、そのへんの必死さもたぶん大きいのだが、もうひとつ大きかったのが、おそらく若さ。

コーチングは20代で資格を取得したし、自己研鑽も20代の頃からやっていた。今思えば、若くて柔軟だったから、今までの自分を否定するような教えもすっと入っていったんだろう。

一方で、うちの受講生のみなさんは30代半ば〜50代。

今までの自分の考えや人生経験がそれなりに蓄積されているので、基本的なこともなかなか入っていかない。

10年プロジェクトのテーマ「10年後の私のために、今日の1日を積み重ねよう。周りに流されずに、自分の人生は自分で作ろう」は、ごくふつうのことを言っているので、別に私の講座なんか受けなくたって理解しただける内容だと思う。

だけど、おそらく多数の方が理解できていないと思う。

単に周りに流されているだけという現実を、「まわりと合わせることができる」と思っていたり、

何かにつけて言い訳ばかり他責ばかりだから「仕方ない」ことだらけで1日が構成されているから「積み重ね」ができていないことを自覚していなかったり…。

実際に活動していると、おそらくこの現実に気づくだけで、10年コースと思われるし、10年かかってもできない可能性も十分ある。それくらい、年齢を重ねた大人は、新しいことや今までと違うことが入っていかないものなのだ。本人はまったく気づいていないけど。

じゃあ、年齢を重ねた人はもうだめなのか。

だめじゃないけど、自分は思っている以上に、他人の話なんて聞く耳を持っちゃいないんだという自覚を持つ必要は、あると思う。

 

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