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【雑感292】8周年と過去のメンバーへの思い

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10年プロジェクトというオンラインコミュニティを立ち上げてもうすぐ8年になります。

この8年、楽しいことも嬉しいこともいっぱいあったけれど、大部分は、しんどいものでした。

なにかやるたびに失敗ばっかりするのはもう慣れっこだから、わりとなんとかへこたれずに、次、次と考えることができたけど、

「コミュニティ」の基本的な考え方が5年たっても6年たっても、まったくもって伝わらなかったのは、結構つらかった。

私は「『コミュニティ』活動」がやりたくて10年プロジェクトを立ち上げたけれど、集まる人達は「コミュニティ」がなんだかわかっていない。

10年プロジェクトを立ち上げてから、累計すると80人ほどの方がかかわってくださったけれど、

10年プロジェクトの未来を私と一緒に考えてくれて、議論してくれるメンバーは、結局今のメンバー以外には、誰もいなかった。

「陽子さんはどんなコミュニティを作りたいの?」なんて聞かれたことない。

私が、メンバーに満足していただけるものを提供できなかったのだろう、みんな、何も言わずに、ある日突然去っていった。

もしくは、「今までありがとうございました」という言葉だけ残して。

今までの私に至らないところがあまりにも多すぎたのは、よくわかる。

わかるけど、当時の私は、本当に本当に試行錯誤の毎日で、ひとりで空回りしていたことに気づく余裕がなかったから、相談することも、できなかった。

私に深くかかわってくれる人もいなかったことが、本当に本当にしんどかった。

世の中一般でふつうにうまくやっていくレベルであれば、そこまで深く関わる必要はないのかもしれないけど、私は、求めていたから。

今でこそ、「一緒に」良くしていくことに共感してもらえない、私に何をくれるんですか?のスタンスのメンバーはこっちからお断りって言えるけど、当時はそれも言えなくてしんどくてさみしかったなあ。

今の10年プロジェクトでは、「コミュニティ活動」に力を入れる取り組みをしている。

でも、そんなにかんたんなことではなく、まだまだ自分のことしか考えていないことが大部分だったりする。

それでも、「10年プロジェクトはコミュニティである」というメッセージを8年も発していれば、すこーーーーしずつ、すこーーーーしずつ、わかってもらえるようになってきた。

コミュニティなのは、10年プロジェクトだけじゃない。

家族も、会社も、友達も、みんな、コミュニティなのに、それがわからないってことは、その人の所属している複数の人の集まりがコミュニティとして機能していないということだ。

それは、まずい。大いにまずい。

だから、9年目になる今も、しつこくしつこく言っていこうと思う。

「コミュニティ活動をしようよ」と。

「みんなで一緒に、10年プロジェクトを作ろうよ」と。

 

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