私がどんな時間の過ごし方をしているのかは、大雑把ではあるが、毎週動画で公開している。
見ていただければわかると思うが、思考の時間をかなりとっているのだ。
割合でいうと、インプット:アウトプットがだいたい2:8くらい。インプット時間が少ないのは、日々の日常生活からのインプットもかなりあるので、敢えて時間をとって行うのはそこまでお多くなくてもいいと思っているからだ。
(日常生活がインプットの宝庫だと言えるくらいに情報を拾えるようになるのは、それなりに練習が必要です)
毎月90分x15コマぶんの講座があるので、平日の夜は講座と残業がかぶると時間が取れないこともあるけれど、週に1回しかない日曜日に確実にかたまりの時間を確保するようにしている。
(これを書いている日曜日の今日は10:00からスタバにこもって、はしごしながら21:00からの講座に備えて20:00頃引き上げる予定です)
これだけ思考の時間をとっているのは、自分に余裕をもつため。そして、自分の思考を柔軟かつ広く保つため。
どうしてここまでこだわるかといえば、自分のことでいっぱいいっぱいになるがゆえに、他人ときちんと関われない状態を避けるためだ。
私にとっては、人といい関係性を築くことは、今もこの先の未来のためにも、ものすごく重要なこと。
だから、余裕がないばかりに人の話を素直に聞けないなんて事態が起きないように、自分の思考が狭いばかりに人のことを理解できないなんてことを極力減らせるように、しっかり時間をとるようにしている。
こう書くと、それくらい当たり前のことだから何もこんなところに書く必要はないんだけど、でも、私は、日常生活において、毎日のように自分の話を素直に聞いてもらえていないなと思っている。つまり、そういう時間をとっている人は、少数派なんだと思うのだ。
この1年、10年プロジェクトでは「『打ち返し』に気をつけよう」という問題提起をしてきた。
打ち返しの基本構文は「いや、でも…」で始まり、要はその人の言い分が続く。
言い分があるのはわかる。そしてそれは相手の認識を訂正したい内容なんだろう。だから言っておきたくなる。そういう気持ちは誰だってある。
だけど、「その認識違いは話の本筋のことだからしっかり直しておきたい」なんてことはまずなくて、大抵の場合は、「訂正しないと自分が不利になる内容だから、しっかり誤解を解いておきたい」というのが現実だ。(話の本筋ならば丸く収まるだろうし)
誤解を解いておきたいと思っているのは本人だけで、相手は、誤解していようがしていなかろうが些末な話なのである。
さらにいえば、そんな些末なところなのに「いや、あなたの認識は間違っています」なんて言われた暁には、冷静に聞けるわけがない。否定のニュアンスや、自己弁護の言い訳のニュアンスが伝わってしまう。
自分が打ち返されたら、確実に気分を悪くするとわかっているのに、それでも打ち返したくなったり、打ち返しだと自分で気づけないコミュニケーションが多かったので、問題提起をしてきた。
面と向かっての会話なら、「は?言い訳してんじゃねーよ」という雰囲気はビンビンに伝わるだろうが(笑)、オンラインコミュニティでは、よくも悪くも伝わりにくいから。
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