最近、ミスを受け入れるプロセスを体感した。
仕事の話なので詳細は有料マガジンのみとさせていただくが、
要するに、1年以上指摘されていたミスを、ようやくここにきて受け入れられたという話だ。
客観的に間違っているということは私にもわかるし、私の仕事はそれをやっちゃいけないと言われているのに、その自覚がずっとできていなかった。(自覚できていないという自覚はある笑)
なぜ自覚できたか。
ものすごく簡単で当たり前のことなのだが、「納得できた」からだ。
ミスをしちゃいけない仕事だとさんざん言われているのに、物理的にミスが複数存在しているのに、私は自分ではミスが多いとあまり認識できていなかった。
びっくりされるかもしれないが、これが現実だ。
では、なぜ自覚できなかったか。
それは、ミスの原因を自分でわかっていなかったからだと思う。
ミスという結果をただ認めることができなかった、というか、自分ではミスをしたつもりがないのに結果起きていると言われても、納得いかなかった。
ミスの原因がわかって、因果関係が成立して初めて、自分がミスを引き起こしたことが理解できるし、因果関係が成立しているから、叩くべき原因も見えてくるから、前向きに受け入れられる。
ミスをしたときの反省文のテンプレは、「ごめんなさい、もうしません」なわけだけど、実際問題そのテンプレ通りに書けている人なんてなかなかいないのではないか。
基本、ミスというのはわざとしているものではないし、本人なりに気をつけているので、「なんでかわからないけれど(結果的に)ミスをしてしまった」になるのは、年齢もキャリアもおおむね関係ないと思う。
ただ、新人の場合は知識が極端にないうえに自分がわかっていないことをわかっていないのでミスの回数は増えがちだし、ベテランの場合はある程度ミスをしてきて対策を自分なりに立てられているので回数は減らせることがある、というだけで。
そのこと自体はなんとなくわかっていたので、特に新人に対してはミスをしたときは本人の言い分をきっちり聞くように心がけているけれど、ベテランに対しても「ちゃんと因果関係成立した?」と確認しなければいけない。
あれから、仮定で成り立った因果関係が正しかったか検証している。
笑っちゃうくらいミスの種を釣れて(笑)、この1年私は何をやってきたんだ、という気持ちだ。
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