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【雑感335】力を抜いてバランスを取る

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コーチング練習会や10年プロジェクトでのミーティングで最近口うるさく言っているのは、フラットな関係性を作ること。(フラットなコミュニケーションを取ること)

同じようなことは以前からずっと言ってて、「コミュニケーションの原則は50:50だよ」などなど、とにかくお互いがイーブンであることを理解してもらいたいと思っているのだが、なかなか理解してもらえない。

確かに、仕事においては、大抵の場合は上下関係性があるけれど、でもそれは限定的な部分で必要とされる振る舞いであって、人間としてのかかわりやコミュニケーションの本質までどうにかしなければならないものではない。

形として守るべきものはもちろんあるけれど、守るべきだから守っているというように、相手をひとりの人間として扱っていない本音は、しっかり伝わっているものだと私は思う。

10年プロジェクトでよくあるのは、相手を思っているつもりで、単に信用できていないだけ、というかかわりだ。

基本、人が集まって何かを作ろうと思ったら、意見がぶつかるものだ。

価値観も立場もみんな違うんだからそれは当たり前のことで、ぶつからないんだとしたら、その時間は何も生み出していない、まったく生産的ではない時間である。

なのに、私がオーディエンスとして聞いているミーティングでは、意見がぶつかることがほとんどない…。

みんな、日々のコミュニケーションに力が入りすぎだ。

相手との関係性の「今」を大事にしないで、先の不安なことばっかり心配してる。

社会的立場やあるべき論が最優先になれているかの確認ばっかりで、自分の本音が言えているか確認できていない。

もっと力抜いてコミュニケーションを取ろうよ。

今日仮に失言したとしても、昨日までしっかりコミュニケーション取れているならどってことない。

逆に1つの失言だけで壊れてしまう関係なら、もうすでに壊れてる。もしくは、問題なのはあなたのコミュニケーションではなく、あなたの人間性そのものだ。

相手と立場が違っても、知識や経験が自分のほうが少ない事実があっても、人と人の付き合いとしてはフラットなんだから。

 

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