約10年前、オンラインコミュニティに参加し始めた頃の話。
入っていたのは主宰の方がインフルエンサーのコミュニティだったので、私を含めて少なからず「ファン」が集まっていたと思う。
その関係で、主宰の方を祭り上げるファンクラブの様相を呈していて、私はそれはあんまり居心地が良くなかった。
仲間も増えたし、コミュニティも作れそうな算段ができたので、三ヶ月ほどで退会準備を始めて、半年もしないうちにスピード退会してしまったのは、その宗教の感じも関係ある。
がしかし、いざ自分が仕切るとなっても、宗教っぽさはゼロではないのかも、と思う(笑)
10年プロジェクト用語、みたいなものがあるようだ。
例えば 【自分に向き合う】と【成長】という言葉。
10年プロジェクトメンバー全員必須のコンテンツで「今、自分に向き合って、思うこと」というテーマで文章を書くというのがあるのだが、「自分に向き合う」という言葉が一般的ではなかったようで…。
導入段階でグループ退会者が相次いだし、理解してもらうのにも２年近くかかった。
他にも10年プロジェクトでしか使わない用語や概念がある。
たとえば、【価値観】とか、【踏み込み】／【押し付け】とか、【搾取】とか…。
その多くが、日本語としての一般的な認知はあるものなので、宗教っぽいというほど内輪盛り上がりではないと思っているのだが、外から見たらやっぱりそれっぽいのだろうか。
個人的には、本質的な話やかかわりをしようと思ったら、こういう言葉を使うことになると思うのだけど…。
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