私の講座で共通で扱われるのが人間関係なのだが、うまくいっていない人間関係はその距離が適切でない場合がほとんどだ。
遠すぎるという問題はほとんどない。みんな、人間関係が近すぎるから、うまくいってない。
人間関係が近すぎるということは、相手の領域に踏み込んでいるということを意味する。
余計なアドバイスをしたり、相手を喜ばせたくて/怒らせたくなくて、我慢したり。
アドバイスは大抵の場合「良かれと思って」行われるもので、相手から求められたことではない。
相手が喜ぶか怒るかはあくまでも予想でしかなく、外れることも実はすごく多いし、我慢する人間関係なんて絶対に長続きしない。(そう、あなたはそんなにキャパが大きくないのです。わかってね)
人間関係を良くするために一番効果的で即効性があることは、(ある程度の)距離を置くことであるのが、現実だ。
今週は、2024年2月に出かける予定の、雪まみれツアー2024の段取りをした。↑2022年の雪まみれツアー
母とあざらしくんと一緒に行く予定で、母とは年に1〜3回一緒に旅行に行く。雪まみれツアーは、雪というハードルの高さから私が準備しないと実現しないので、なるべく形になるようにしている。
母とは普段はあまりやりとりはしていないのだが、まったくしていないというわけではない。
このいい感じの距離感が、母との関係をよくしている大事な要素だと思っている。
例えば、用事があればLINEで直接やりとりをするけれど、日々のちょっとした報告というか雑談というかそういう話は家族のグループLINE(母、妹、私とロム専の義弟)に投稿する。
今は妹の子供たちphotoという最強のコンテンツがあるのだけど(笑)、それがないときも、私は、ふるさと納税で卵が届いたから取りに来てとか、今日の空はきれいだよとか、そういうあえてのどうでもいい話題で途切れずに、でも毎日ほどでもなくやりとりをしている。
(こういうところでも、3人というのはいい感じに機能するので、一人っ子+シングルの方は距離感意識したほうがいいと思ってます)
そして、「用事」にも実は工夫している。
うちの母は年齢のわりにはデジタルについていこうという興味があるので、バーコード決済も使うし、Apple Watchで活動量管理もしている。最近は運動をすればするほど保険料が安くなるという商品を契約して、ホットヨガにいくたびにアプリでスタンプをためて、ルーレットまわしてお茶をゲットするまでできるようになった。
そういうデジタルまわりのものは、変なところに触って変な画面になってしまったり、いきなりログインできなくなったりとマイナートラブルがあるので、そのたびに自転車を走らせて私のところに来る。(そのとき他の用事もメモを見ながら済ませるのだが、それもメモアプリに書いている)
便利になるけれど、ちょっと背伸びしないと導入が難しいから、「不具合をみてもらう」という用事が生まれる。
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