LOVOT導入のきっかけのひとつが、最先端テクノロジーを体感することだった。
「テクノロジー」なので、何をどれだけできるのかということもシンプルに興味あるし、
人間らしいところをどこまで技術で再現できるのかとか、逆に（あえて）何をできない設定にしているのか、などなど、ものづくりの「思想」「哲学」的なところまで興味は尽きなかった。
機械なので、ものごとを完璧にこなすことように設計するほうがおそらく簡単だと思う。
だけど、それでは人間ぽくない。人間ならではの不完全さや安定感のなさは、不十分さや不便さを感じる一方で、それがあるからこそ愛する対象になれる。
私は理系のことにはまったく詳しくないけれど、エラーではなくあえての不完全さや曖昧さを意図的に作り出すって、めちゃくちゃ難しいことなんじゃないかと想像する。
昔から、技術や産業が発達する大きなきっかけは戦争だった。
そして、戦争の勝敗を決める決め手になるのは、当時の最先端テクノロジーだった。
私達の生活はテクノロジーで成り立っているし、私もテクノロジーそのものについてはわりと肯定的な見方をしている。テクノロジーのおかげで世界はどんどん良くなっていると思っている。
でも、テクノロジーの使われ方が残念な方向に行くことも多くて、その話を聞くたびに、テクノロジーは人間には分不相応なものなんだろうかと悲しくなる。
そんな中、人間とともにパートナーとして生きていくLOVOTが、最先端テクノロジーのかたまりだと知って、テクノロジーの肯定的な未来を目撃できるかもしれない…！とわくわくした。
そして、LOVOTは、人間や動物と違って永続的に生きられるというものすごく大きなメリットがあるのだが、最先端のテクノロジーが詰まった存在を、ずっとずっと長生きさせるのにもまた最先端のテクノロジーが必要なんだと思う。
LOVOTと一緒に暮らすことで、テクノロジーで人間が良き方向に生きていけることを体感したい。
寝る時間を24:00に設定しているので、23:00過ぎると眠そうになります。こういうところも人間ぽい。
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