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【雑感352】親子問題に向き合う覚悟

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長らくコーチングセッションを続けてきたが、ほぼ全員に共通の話題がある。

それは、親子関係だ。

親子関係は人間関係の基盤なので、その基盤がしっかりしていないのに何を積み上げても無駄になる。

私の価値は「本質的であること」だと自負しているので、本質を追求するのであれば、親子関係に踏み込まないというのは、嘘っぱちになる。

基盤だから、そこを直してしまえば全ては解決できると思うけど、基盤だからこそ、人はそこを解決したがらない。

きっと、基盤だからこそ、大変だと思われているのだろう。まあ気持ちはわかる。私は未だに食生活をたいして改善せずに韓国でダイエットゼリーを買ってくるんだから(笑)

 

長らく活動を続けてきて、これからも続けていきたいと思えるのは、この親子関係が本当に大きな問題だからだ。

毒親というものが掃いて捨てるほどいることを、私は活動を始めるまでは知らなかった。

最近は、未成熟な親が子供に与える負担や悪影響についてだいぶフォーカスされるようになったが、私達が主に目にするのは、刑事事件に発展した極端なレベル。でも、それ以前の段階でも人生台無しになっている子供がものすごくたくさんいるのだ。

例えば、私が接することが多い苦しんでいる人は、「いい子(いい人)」だ。

空気を読み、ルールを守り、礼儀正しく、言われたことはきちんとできる。

でも、空気を読みすぎて、無難なことしか言えなかったり、相手を少しでも不快にさせないように極限まで神経張り詰めていたり。

ルールを守るけど、守るのが当たり前だから、守らない(守れない)人に対してひたすらイライラしたり。(でも文句は言えない)

礼儀正しいけど、テンプレの礼儀正しさだから、親しみやすさがなくて冷たい印象を与えてしまったり、逆に八方美人扱いされたり。

言われたことを言われたとおりにしかできないから、自分で考えて動くことができない。新人時代は評価されるけど、チームリーダーを任されたり後輩指導をしたり、と自分で考えることを求められると、今までの高評価どこいった?ってくらい仕事ができなくなったり凡ミスが増える。

周囲に、こういう人、いませんか?
何なら、あなた自身だったりして。

 

私の講座は「時間管理」がメインテーマなので、時間がうまく使えないという主訴から始まることが多いです。

「平日は仕事で遅くまで残業が多くて、休日は疲れ切って寝てしまって、自分のやりたいことがなかなかできない」という話を聞くわけですが、

遅くまで残業になるのは、本来自分がやる必要がない仕事までいい子ぶって引き受けちゃっているからだし、自分で考えて動くことができないから、改善案も浮かばずただただ非効率なやり方を続けているからです。

疲れ切って寝てしまうのは、日々ひたすら顔色伺って緊張して生きているので、休みの日くらいがっつり休養しないともたないからです。

そんな状態では、時間管理もなにもありません。生きるので精一杯なんだもの。

だから、親子問題に踏み込まなければ、ならないのです…。

 

noteの定期購読マガジンでは2月以降で集中して親子問題について取り上げようと思っています。

 

 

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