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【雑感369】なんでもかんでも効率化…なのね

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先日、とある会社と商談をした。

そこの会社は母体となっている会社がいわゆる大会社で、商談のやり方も使っているツールも、すべてにおいて効率化がはかられており、スーパーアナログなうちの会社としては結構驚いたのでした。

例えば、商談はすべてオンライン。

売っている商品が、わりと汎用的なもので、その会社に合わせてカスタマイズする必要がないので、わざわざリアル対面で話を聞き取る必要がないんだろうなと思う。

でも、画面越しって対話しにくくない?と思った方。

大丈夫です、商品の説明の多くの部分で動画が使われています(笑)

今回私の商談は、5年くらい働いている先輩社員が同伴(?)でついてくれて、ほとんどその人と話をしたのだけど、単に商品の説明だけなら説明動画さえあれば、わりともれなく短時間でわかりやすくお伝えすることは可能だと思う。

活用事例やら説明資料やらがプレゼンテーションだったり動画だったりできっちりまとまっていて、

送られてくるメールもきっちりテンプレートになっていて、抜けなくもれなく無駄なく作られていて、いやはや素晴らしいとしか言いようがない。

結局その商品は成約に至ったのだけど、

その成約後の流れも商談時同様、オンラインで簡単に話し、動画でご案内があり、テンプレートのきっちりしたメールが届く。

それまでは営業担当とのやりとりだったけど、カスタマーサポート部門にタッチして担当者変更。

なんかこう書くとすごく嫌味っぽいけど(笑)、いやいやまったくそんなことないんですよ。結局今のところ接している人達はみんなナイスガイだし。ただただ、徹底した合理化効率化ですごいなと思うだけ。

私はDX化推進にはわりと前向きなので、他社での使い方を見せてもらえるのは本当に勉強になる。

でも、一方で、ひっかかることもある。

効率的なツールを武器に、入社してすぐの社員でも成果を出せるのは素晴らしいと思う。まずは1本でも成約にこぎつけられれば、モチベーションも上がるだろう。

だけど、こうやって、テンプレのツールを使ったテンプレの進め方で、なんかつまんないな〜とは思わないのだろうか。

私は塾講師時代、授業のテンプレどころか参考資料もまったくない状況下でやっていたので、そりゃあむちゃくちゃ大変だったけど、半泣きで練習しまくったおかげで、自分の授業がすごく好きになったし、ものすごく自信が持てるようになった。

テキストはテンプレのものを使うのではありますが、うちの塾のテキストって薄いのが自慢でして…(笑)
(だから新人にはめちゃくちゃしんどい)

もちろん、私の場合は、商品を作る人と売る人が同じだったのでできたことではあるのだけど、「私の売り方」で売りたいなあと思うなあ…。

同じことを、金融機関にお勤めの10年プロジェクトの仲間にも感じました。お客様への説明資料等はすべて調査部門が作るものを使うんだそうです。(それしか使えない)

大企業ならではの事情と、コンプライアンスなどなどが絡む大人の事情と…が相まって今のテンプレートの売り方であることも理解できるし、私だったらその中でも私のやり方を出せるとは思うけど…。

やってる本人たちはそれほど不自由そうではないし、こんなことくらいで不自由しているんじゃ、そもそも大企業が務まらないかもね…。。

 

 

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