名古屋でマッサージに行ったときに、「観光はどこを回られるんですか?」と聞かれたので、素直に名古屋大学の名前を出したら、ドン引きされた。
私達(というかあざらしくん)が地方に行くと国立大学巡りをします。
基本政令指定都市レベルのところなので、行くのはその地方の旧帝大系。
なんでまた国立大学巡りかというと、どこに行っても必ず教え子がいるから。
最近合格した現役の学生もいれば、志望校にしている受験生もいます。
かつての教え子がここで学んでいるのか〜って感慨にふけることも、受験生に接する上での情報収集も、大学受験予備校講師ならではのもので、それは仕事っちゃ仕事かもしれない。
マッサージのおじさんは、日曜日まで仕事するのかとか、名古屋大学なんて観光するところじゃないだろ的な感じなんだろうか。
(でもぶっちゃけ名古屋って観光するところあんまりないよね…?)
まあ確かにそれはそれでわかるんだけど、私は国立大学ののびのびしているところが結構好き。
基本敷地はだだっ広いし、旧帝大系なだけあって、施設にもちゃんとお金がかかっている。建築物としても興味深いです。
学食は安くてその土地を感じるものがあるし、生協も大学の色が出ていておもしろい。
東大京大北大は観光地化しているけれど、私は東北大とか九大とかそして今回の名大も印象深いです。
こんな選択肢があるのも、こんな楽しみ方を知っているのも、私達の仕事が楽しいからだと思う。
「仕事で行ってる」とか「日曜も仕事」って言葉そのものに反応されると、ちょっと残念。
私は土日まで仕事をするのも、旅行に来てまでPCを片時も手放さないのも、国立大学巡りも、全部楽しいけどなあ。
むしろ、ただガイドブックの観光名所をめぐるより、よっぽど楽しいけど。
人の作った観光プランなんかより、自分で楽しみを見つけたり、自分で名古屋めしを定義するほうが。
(私の定義する名古屋めしはこちらから)
だから、今回のやりとりで別に腹も立たないし傷つきもしないけど、「うわーそんなのありえない!」ってぶった斬ることがなんだかかわいそうだなって思った。
自分で作る楽しさを知らないのかな。
そうそう、このマッサージのおじさんとは、「(仕事人間なうえに)子供がいないなんて!」という話にまで発展…。
ご丁寧に排卵日は生理のだいたい2週間後ですからとまで…。
「私こう見えてもかなり優秀でかなり頭もいいので、仕事楽しいんですよね〜」と返しておきました(笑)
こちらも気分を害したわけではないのですが、
仕事の楽しさを知っていたら、子供がいないことってそんなびっくりすることかな?って思うんだよねえ。
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