前回このタイトルでどうにも中身が伴わない内容だったので、タイトルを訂正しました、こっそり。
そして、今回は、そのタイトルどおりの内容を書いてみます。
最近10年プロジェクトの中で起きた問題というのは、前回も書いたとおり「メンバーと管理者である私との間で、認識の違いがあったことがいくつかあったという話」なのだけど、
私はそれを今までは「自分がされて嫌なことをしないで」と説明して理解を求めてきた。
ただ、私が求めるメンバー同士の共通認識というのは、SNS界隈の使い方としては、ちょっと違うもの。
10年プロジェクトはFacebookというプラットフォームを使っているので、SNSとしてくくられてしまう部分があるのはわからなくはない。
なので、コミュニティ発足からわりとこの共通認識については、意識して呼びかけてきた。
だけど、毎回毎回はさすがにしていなくて、ちょっと最近ゆるいよね、と思うタイミングで「全体」に声をかけるにとどまっていた。
その結果、メンバーのほぼ全員がそれを知っているけれど、メンバーのほぼ全員にその意図が伝わっていなかったという話。
さすがにこのことが判明して、「もう7年もやってるのに、この程度…」とものすごくがっくり来た。
そんなコミュニティを作り上げてきたのは、まぎれもなく私。
でも、その私の足りなさ至らなさはここだとすぐに特定できなくて。
メンバーは、「きっとこういうことをされたら不快だろうな」と考える人が多いので、「自分がされて嫌なことをしないで」という説明でわかってくれると思っていました。
実際に、できていないと全体に声をかけたときも「すみません、ついうっかり…今後は気をつけます」という返事をいただくのだけど、そういえばこれ7年続けているんですよね…(笑)
「こういうことをされたら不快です、ほんと勘弁してください」って、明確に意思表示しているのに…(笑)
私は、「なんでこんなにかんたんなことがわからないんだろう…?」と本当に心から意味わからなかったので、「自分がされて嫌なことをしないで」という説明が不十分だという認識はまったく持てませんでした。
なんでその説明でわからないのかについての説明もメンバーからまったくなかったので、改善することもできず。そのまま7年経ったわけです。
最近出てくるようになったのは、「『自分がされたら』は想像ではわからない、自分が実際にされないと」という話。
まあ確かにそうなんでしょう。何事も想像することと実際に経験するのとではまったく違う。
だけどだけど、「自分がされて嫌なことをしないで」という説明が伝わっていない人が、(経験している)私と同じ立場(=コミュニティを立ち上げて運営する立場)になることがあるかと言うと、まずないと思うんです。
近いことはみんな経験しているので、それが近いことだと認識してもらえるかと思っていたけれど、実際はそれも難しいもので…。
まあ、「こんなかんたんなことなのに」相手のことが「想像できなかった」点について言えば、私もまったく同じ。
そんな私の「どんなに考えても、頑張っても、全然想像つかないたどり着かない感」も同じなんだとしたら、これを伝えるのって到底無理な話なんだなあと、諦めとも納得ともつかない思いでいます。
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